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「世界でもっとも美しい量子物理の物語」著者:ロバート・P・クリース

哲学科、物理学科?の大学生の生徒達に、一般教養として講義した内容がモトになっている。
難しい物理学の話も所々あるが、ほとんどは物理学界で量子力学が物理学者達にどのように受け入れられていったかの経緯を示す物語。


注目される物理学者の略歴、どのように物理学に関わっているか記載される。
アインシュタインとボーアの論争(いつ、どこの場面で論争したかなど)なども面白い。


天動説から地動説に変わるように、ニュートン的世界から量子力学世界へ、それぐらいのインパクトを伴って物理学界は大変だったらしい。
初めは無視されていた量子力学が、本当らしいとなってくると、それを受け入れられない物理学者が何名か自殺しているよう。
量子力学は、科学を底の抜けた世界にしてしまう。


ニュートン的世界が、世界に及ぼした影響は計り知れない、らしい。
そして、これから量子学的世界が、社会に影響を及ぼすのでは?と予測している。
また、量子力学が間違った内容で、スピ本や健康食品に使用される時もあるので、気を付けようと促す。


以下、妄想(変な例えもあります)。
>ニュートン的世界
原因と結果の因果律の世界。
3流大学生は、3流企業に就職(95%)。
私が居なくても世界はまわる。
客観。
科学が絶対。数式に出来ないものは無い。


>量子力学的世界
位置がわかると運動がわからず。運動がわかると位置がわからず。
3流大学生は、就職不確定。3流企業へ(5%?)
私は観察者として世界に影響を及ぼす。
主観しかありえない。
科学は、他の項目(芸術・宗教など)と同列になる?


今、世界がじょじょにカオスになっているのも量子力学が世界に浸透しているからか?
な~んて。

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