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「生物と無生物のあいだ」著者:福岡 伸一

科学の歩みや、科学者の紹介、福岡さんの研究まで、小説を読んでいるかのように読める。引き込まれる。


ノーベル賞受賞者の中にも、「他の人のアイデアを盗んで」と言われてもおかしくないような事があり、熾烈な競争がある。


結構、不遇な科学者にズームが当たっており、福岡さんも光の見えない研究生活を送っていたから、過去の科学者の生き方を参考に頑張っていらしたのかしら。


欽ちゃん(萩本欽一さんね)が若手に言っていたのが「不遇な時には、過去の偉人の本をたくさん読みなさい。自分の不遇もその偉人と同じだと思えるから」なんてアドバイスをしていたらしい。
私も、今不遇真っ只中でございまして、頑張っております。


ビックリしたのが、体の細胞について、
脂肪は「体にストックされていて、栄養が無い時に使われる」と思っていたが、たまっている脂肪も壊されて、再度同じ分が作られているという事だ。
何で、そんなめんどくさい事を?


それは、
動物が、エントロピー(モノは、必ず秩序からカオス(または拡散)に向かう)に対抗するには、拡散する前にモノを入れ替えて、少しでも拡散前の状態にしておくという事らしい。
死に向かうカウントダウンを、再度新しいモノに入れ替えて、カウントダウンをリセットする感じ。いや~、体の細胞って、結構だましだまし使っとるんやね~。
病気のガンが致命的なのも、ガン細胞が居座り続けて、細胞を新しいモノに入れ替えられないからか~。
ガンの居座りを、新しい細胞に置き換えられれば良いのだが。

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