「哲おじさんと学くん」著者:永井 均
「<仏教3.0>を哲学する」を読んでから、こちらを読んでみました。
仏教の理論が、抜け出していない事が説明されていて納得。
学くんと哲おじさんの対話で進めれる。
タイトルの割に扱っている内容が難しい。
哲学は、感情的、情緒的におちいらずに考えを進める。
宗教的課題を、科学的に考えいく作業。
想念を垂れ流すわけではない。
著者さんがはじめに書いているが、初めから終わりまで一文一文逃す事無く読んでいかないと、変な解釈になっていく。
単語の意味が、普通に使われている事と違う場合がある。
その単語が他の単語の説明に使われていたりするので、本当に一文一文逃さないように読まないと、迷路にハマっていく。
途中に「悟じいさん」が出て来て、仏教の話をしていくが、本編に戻ると単語の意味がわからなくなっている。そんな時、4~5ページ戻って「この単語は、こういう説明で、こちらの単語を説明しているから」なんて、戻って読む事がしばしば。
というか、「悟じいさん」邪魔!
まあ、悟じいさんが出て来なくても、戻って読み返す事がしばしばあったが・・・
さて、
哲学で変な造語が作られるのも、わかる気がする。今ある単語で説明すると、他の意味に取られるからである。誤って解釈されるわな~。
内容ざっくり、
自分が感じているというのは、自分独自のモノであり、誰にも代えられない。
なんで自分が感じているのかも謎である。
ゲフッ、挫折! もう読んでもらった方がわかります(笑)
全ページの2/3以降は、読めるんだけど話についていけなくなる。
もう少し、他の本も読んでみよう。