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「仏教が好き」著者:河合 隼雄、中沢 新一

河合さんの対談本で、たまに河合さんが質問者の役回りで「名前だけやーん」みたいな本がある。
この本も、中沢さんの仏教講座みたいな感じ。
最後の2割ぐらいのページで、やっと河合さんが対談者100%として登場する。


「仏教に期待している」というけれど、それが、今の仏教に対してなのか、昔の神仏習合の時の仏教か、鎌倉時代の変革された仏教なのか、うーん、読み解けませんでした。


河合さんが心理臨床家を長年してきて、日本人の無意識には「仏教があるらしい」。
よって、うわべだけの西洋主義を取り入れても、日本が変な事にはならなかったと推論。
それで、もう日本が曲がり角で大変なので、そろそろ日本製の新しい仏教か、仏教復活してくれませんか?ということらしい。


別に仏教で無くても良いのでは?と思うが、色々な新興宗教で問題があったので「仏教」とパッケージされていた方が日本人が受け入れやすいのかな~。
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そもそも、日本に「幸福」という言葉は無かったらしい。
「幸(さち)」
さ=境い目。
ち=霊的な力。
→境い目にある霊力を読み解いて恵みを頂く。
山幸、海幸、山や海の境い目の霊力を読み解いて、恵みを頂く。
「福」
福の神からの福。たくさんくれるけど、後が恐い。
⇒上記2つを合わせて「幸福」と造語して翻訳。外国語の本来の意味とは多少違うらしい。あと、字からすると、霊力だったり、神様だったり、見えない恵みなのね~。

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