「宇宙からの帰還」著者:立花 隆
「200キロ、300キロで移動する物に人間が乗ると、意識が変わるだろう」
と言ったのは、誰だったかな?
さて、移動スピードとは関係ないが、
新幹線や飛行機で北海道や沖縄、海外へ出かけるようになった人々の意識は、
徒歩や馬で移動していた時代よりも、遥かに意識が拡大しているだろう。
そして、移動先の究極と言ったら、宇宙ではないだろうか。
そんな宇宙から帰ってきた人々に、立花さんが思想的に変化はあったか?
インタビューした内容をまとめたのがこの本です。
宇宙飛行士達は、
意識が研ぎ澄まされたり、神と一体である実感を得たり、
様々な体験を得ているようです。
しかも、「そんな質問をされたのは、初めてだ。」とも。
アメリカのメディアって、ここらへん聞かないの?
立花さん良い仕事しますね~。
で、
ある宇宙飛行士は、
宇宙から地球を見るというのは想像する事ができるが、
私は実感として経験している。
想像と実感は、全然違う。
とも言っている。(私の要約が入ってます。)
イイナー。
後は、やはり、
地球に国境線が無いのに、我が国だなんだと争う事にアホらしさも感じるらしい。
ほうほう。
物事の違う見方をしたい時に読んでみると良いかも。