ミケハのブログ

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読んだ本のブログ記事

読んだ本(ムラゴンブログ全体)
  • 「くらべない生き方(文庫版)」著者:大平 光代、鎌田 實

    現代の忙しい方々へ送る、先輩たちが伝えたいこと。 文庫版だと、本編対談の3年後の対談も収録されているので、おススメ。 以下は覚え書き。 >大平 光代さん 中学2年の時、いじめを受ける。割腹自殺を図る。 16歳で暴力団組長の妻になる。21歳で離婚。 新地で売れっ子ホステス。 大平のおっちゃんと出会い... 続きをみる

  • 「マンガ もしも崖っぷちアイドルが心理学を学んだら」著者:堀田 秀吾(監修)、梓川 ななぎ(イラスト)、サイドランチ(イラスト)

    最近の心理学のトピックスって何じゃろな~、と思い読んでみた。 5年前や5年後に、同じ本を作っても収録している心理テクニックは変わっているだろうし、著者さんが別の人でも、違う心理テクニックを収録しているだろう。 自分では、どんな心理テクニックを収録するかな~、と思ったが、そんなに心理テクニック知らな... 続きをみる

  • 「起業のリアル」著者:田原 総一朗×若手起業家

    色々な若手起業家と田原さんの対談。 今、どんな人達が起業家として活躍してるんだろう?という思いで読んでみた。 まあ、2014年頃の本ですが・・・。 初めに出てきた方々が「ちっちゃいけど、世界一誇りにしたい会社」に出て来そうな実業家の方々ばかりだったので、「おー、世界は変わっているのか?」と思ったが... 続きをみる

  • 「ちっちゃいけど、世界一誇りにしたい会社」著者:坂本 光司

    全ミケハが泣いた。(→えっ、国だったの?!)もう、泣ける泣ける! こんな会社に入りたい。こんな会社と取引したい。こんな会社を創りたい。 日本が、こんな会社であふれたら、幸せだろうな~。 >記憶に残ったこと 人を大事にしない会社に未来は無い。 赤字でも困った人達を助ける商品を創る。 すべての強者は、... 続きをみる

  • 「心理療法対話」著者:河合 隼雄、プラス多数

    河合さんと多数の方々による一対一の対談集。 いや~、やっぱり面白いわ~。 「ふむふむ」「むむっ」「ほっほっー」と色々と妄想が広がって、じっくり読みました。 以下、間違った解釈もありますのでご容赦ください。 >記憶に残ったこと 河合さんの言うカウンセラーとは、シャーマンに近い。 共同幻想があるうちは... 続きをみる

  • 「逆境を生き抜く、名経営者、先哲の箴言」著者:北尾 吉孝

    2009年出版。 名言とその説明やエピソードと、2009年時点での著者さんの世界の状況まとめを書いた本。 私の記憶に残ったもの。 ----- >伊藤雅俊さん(イトーヨーカ堂の創業者) お客様は来てくださらないもの。 お取引先は売ってくださらないもの。 銀行は貸してくださらないもの。 ぎゃひーん。 ... 続きをみる

  • 「また逢いましょう」著者:宮崎 奕保、瀬戸内 寂聴

    前半、お二人の対談。 後半、寂聴さんの仏教入門前の入門編。 やっぱり、スゴイ人はスゴイ。 そして、ちゃんと仏教をしている人が居たのだな~。 何か葬儀で金もらうか、幼稚園/駐車場経営の職業坊主しかいないのかと思ってました。 感想は少ないけれど、良い本です。 ---- 2019/02/16 あー、そう... 続きをみる

  • 「14歳からの資本主義」著者:丸山 俊一

    「いまいち、ほにゃらら主義って、よくわからいよね~」という気持ちで、タイトルに興味を持ち読んでみた。 有名な学者さん達の言葉を集め、かつ、著者さんの考えも載せてみました的な本。 へぇーこんな事言ってるんだー、と感心。 資本主義は、やめられない、止まらない。 アイツがほしがってるから、私も欲しい。(... 続きをみる

  • 「脳はみんな病んでいる」著者:池谷 祐二、中村 うさぎ

    池谷さんと中村さんの対談。 最後に精神科医を迎えて、お二人が自閉スペクトラム症か診断を受ける。 まあ、 「だいたい人間は、必ず何がしかの精神病に分類できるらしい」と、 「診断名をつけるから、病気が出来る」と、どこかで聞いたことがある。 「人間」は、まだまだ科学で解明できていない、というか、科学では... 続きをみる

  • 「スサノオと行く生と死の女神、菊理媛(ククリヒメ)を巡る旅」著者:荒川 祐二

    今回も面白かったー! 引き込まれて、イッキに読んでしまった。 スサノオさんと著者さんのやりとりが面白い。 親御さんとうまく行っている人は読んでもよいかと。 お父様がお亡くなりになった著者さんの傷心を癒す旅でもある。 後半ページは涙無くして読めませんでした。 今、生きている、それだけで、御先祖様たち... 続きをみる

  • 「超越易経」著者:光一

    「現実に影響を与えないスピリチュアルは、ただのファンタジー」 占いでも無く、易を詳しく解説する訳でも無い。 易経を使用したテクニックを紹介する本。 1.問題を提起する。 2.易を出す。 3.出た易のパワーを注入する。 終わり。 えっ、それだけなん?! 易経じゃなくても、タロットでも良い。 まあ、自... 続きをみる

  • 「かもめのジョナサン 完成版(新潮文庫)」著者:リチャード・バック、五木 寛之(翻訳)

    ♪かもめ~の水兵さん って、ジョナサンちゃうやろー! 師匠に「完成版が良い」と勧められた本。 昔、出版した時は最終章が無かったらしい。 確かに、読んでみると最終章が無くても物語としては、成り立っている。 カモメのジョナサン。 他のカモメたちは漁師のおこぼれで生活しているが「本当の生き方はなんだろう... 続きをみる

  • 「サバイブ(SURVIVE)」著者:麻生 羽呂(漫画)、篠原 かをり(原作)

    強さと言っても、力だけで無く、足の速さ、賢さ、防御力など色々ある。 色々な強さのカテゴリー分けで、動物や虫からエピソードを紹介する。 一つのお題が出された時、どんな動物、虫からエピソードを集めてくるか、そこがキーになるかと思う。 この本はかなりうまくエピソードを集められているんじゃないかい。(誰目... 続きをみる

  • 「その数学が戦略を決める」著者:イアン・エアーズ

    いや~、途中で飽きた飽きた、でも、最後まで読みました! 難しい数式は出てこず、ビックデータを使った社会での現状を事例を交えながら書いた本。 今後はビッグデータを使って、人の行動を予測する時代が来るという話。 今でも、AmazonやYouTubeで「あなたへおススメ」としていくつか出てくるわいな~。... 続きをみる

  • 「わたし中学生から統合失調症やってます。 水色ともちゃんのつれづれ日記 」著者:ともよ(マンガ)、成重 竜一郎(解説)

    マンガで統合失調症がわかる、 と言っても「著者さんの場合の」という補足が入る。 ほわわーんとしたタッチの絵であるが、書いてある内容はヘビー級である。 統合失調症とは、優先順位/大小/強弱/自他など脳での判断がメチャクチャになった状態・・・かな。 ・小さい振動でも、地震と感じる。 ・自分の考えが、他... 続きをみる

  • 「今だから話せる特番「木曜スペシャル」の舞台裏」著者:飛鳥 昭雄、矢追 純一

    お二人の対談。 「木曜スペシャル」の裏話、ユリ・ゲラーのテレビ以外のスゴイ話、UFOの話、ナチスの話など。 前半の「木曜スペシャル」とユリ・ゲラーの裏話は興味深かった。 後半は、何だか雲行きが怪しく、そんなに聞きたくも無い陰謀論の話である。 「タイトルと違うやん!」とツッコミを入れたい。 さて、矢... 続きをみる

  • 「ハルタとマイロ 男の子と猫はいつも仲よし」著者:すずき けんいち

    男の子と、子供ぐらいの大きな猫の写真集。ほっこりする。 まあ、猫が大きくてビックリする。 その丸々感が、存在感がドーンとあっていいんだけれど、やっぱり猫の体に良くないみたいです。(あとがきでも、猫の病気が書かれていました。) こういう本のあとがきって、ほろりとする。子供と猫の愛情たっぷり。 この男... 続きをみる

  • 「天皇の秘儀と秘史」著者:竹内 睦泰

    タイトルからすると、えー、明かしちゃっていいの?と期待して読んだけど、シロートにはチンプンカンプンでした。 意味不明な儀式の羅列があるが、わからないのだよ。 知ってる人は知ってるのかな~。 で、この本は、雑学辞典みたいな本。 キーワードに4~5行ぐらいの著者さんのコメントを付けた感じ。 一見、ガラ... 続きをみる

  • 「脳は「ものの見方」で進化する」著者:ボー・ロット

    読み物として面白い。 やっぱり、あっちの人は書くのがうまいやね~。 >心に残ったこと 知覚は確実では無い。 例えば、グレーの丸を、背景が白いモノと背景が黒いモノを比べた時に、グレーの丸の色の見え方が異なる。 タペストリーを作る工場で、お客さんから「買ったタペストリーの色が見本と違う」とクレーム。 ... 続きをみる

  • 「ゆるゆる生物日誌」著者:種田 ことび(まんが)、土屋 健(監修)

    地球の始まりから、人間が出てくるまでの歴史をざっくりと、ゆるゆるなマンガで紹介。 いやー、進化してるんだな~。 >心に残ったもの 昆虫の祖先は、わからない。 地球、生物絶滅寸前まで追い込まれた環境になる事が何回かあった。 うーん、当たり前は続かない。 >他、疑問に思う事。 陸から再度、水の生活に進... 続きをみる

  • 「「農業を株式会社化する」という無理」著者:内田 樹、他多数

    以前、農業が株式会社となり、運営されているみたいなニュースがあった。 その時、へぇ~、これで農業が盛り上がると良いけど、と思った。 で、この本を読んでみた。 何人かの方が、いかに農業が株式会社に向いてないかを書いている。 各人で同じような内容があり、重複を無くすと半分ページぐらいの本になりそう? ... 続きをみる

  • 「いのちとユーモア 鎌田實と11人の対話」著者:鎌田 實、他多数

    NHKのラジオ放送を本にしたもの。複数人で対談。 たくさんの良い話を読めて、泣けます。 音楽家さん達の話に感銘を受けて、何か音楽を習いたくなってしまう。 そういえば、昔、学生だった頃、社会科の先生に「音楽は、楽しい時に友となり、悲しい時は母となる」と言われた。 思春期だったので、何を言ってるんだか... 続きをみる

  • 「洞察のススメ」著者:船ヶ山 哲

    主に起業をしたい人向けの本。なんだけど、中盤、終盤は一般の人が読んでも、参考になる情報あり・・・かな。 初めは、常識を壊すような事が書いてあり、洗脳の方法は、その人の観念を壊した上で、新しい観念に上書きする、というものなので、洗脳の本か?なんて疑っていた。 序盤、その後も恐れさすような記載が続くの... 続きをみる

  • 「東大名物教授がゼミで教えている人生で大切なこと」著者:伊藤 元重

    「おー! いったいどんな大事な事を教えてくれるんだろう!」と期待していたら、何も内容が無かった。がっかり。 「ダレガ コンナタイトル ツケタンデスカ?」 本の中で著者さんが書いているが、ゼミ生に世間話でする話だそうだ。 なので、真のタイトルは、 「東大名物教授がゼミ生に世間話でする程度のハナシ」 ... 続きをみる

  • 「愚者が訊く」著者:倉本 聰、林原 博光、他多数

    日本人、必読の書!!・・・と言っても過言では無い。 「もう、わかったフリをしないで、わからないモノはわからないと言って聞いてみよう!」という考えのもと、あの倉本さんと元TBSの林原さんが、何人かの専門家に話を聞く。 とてもわかりやすいデス。 まあ、途中専門家の話がわからない時があるが、お二人もわか... 続きをみる

  • 「神様と仏様から聞いた 人生が楽になるコツ」著者:桜井 識子

    著者さんの本に影響されまくりで、もう過去の話ですが、 靖国神社の境内では「あなた方が守ってくださったおかけで、このように日本は平和になりました。ありがとうございます。仲間があの世で待っていますので、成仏してください。」と色々な場所で小声で言ってみたり、 靖国の資料館の阿南さんの遺書の前で「あなたの... 続きをみる

  • 「天下大乱を生きる」著者:司馬 遼太郎、小田 実

    お二人の対談。 他の国の成り立ちの歴史から、うまかった方法、まずかった方法。 これまでの日本の歴史。  などなどを語る。 --- 明治維新後、下級武士達が政権を握っても、やはり今までの藩主に命令が出来ないので(心理的な刷り込みかな)、天皇を担ぎ出すしかなかった。 --- 日本のファシズムは、独裁者... 続きをみる

  • 「神との交信」著者:アラン・コーエン

    他の本で、スピリチュアルの著者と言えばアラン・コーエンみたいな書かれ方をしていたので読んでみた。 (調べると、この本は本流では無かったようだ。) でも、面白く読めました。 序盤は、男が、妻との関係は冷え切っている、息子にはトラウマから幼児虐待、そこへ美しい愛人が現れる、とアメリカ小説の典型みたいな... 続きをみる

  • 「咄も剣も自然体」著者:五代目 柳家 小さん

    子供の頃から、この本を書いた年までの思い出を書いた本。 剣や咄家のエピソードは少なめ。戦争時のエピソードがやっぱり多くなるよね。 興味深いのは、2・26事件に巻き込まれていて、上官の命令で、初めは演習だと思ってついて行ったら、いつのまにか反乱軍に参加していたそうだ。 そういえば、本能寺の変で明智軍... 続きをみる

  • 「心理学化する社会(河出文庫)」著者:斎藤 環

    う~む、大変興味深く読みました。 アメリカで幼児期に虐待されたとして、親類を訴える事例が多い。 その後、訴えられた親類が、逆に「治療の過程で、虐待というニセの記憶を刷り込んでいる」として、治療者を訴える事例も多いそうだ。 幼児期の虐待が本当にしろ、嘘にしろ、治療するのが治療家である。 深い精神病者... 続きをみる

  • 「日本人を考える」著者:司馬 遼太郎、他

    司馬遼太郎対談集。昭和44年(1969年)から昭和46年(1971年)までの対談。 50年前か~。 日本人は、国際オンチである。 若い人は、今現在の社会に新参者として入る。それだからこそ、大人のようにその社会に溶け込んでいる者からはわからない視点を持っている。 若い人の批判は正しい。しかし、限定さ... 続きをみる

  • 「笑い論」著者:倉本 美津留

    「笑い論」というから、どんな論が聞けるのかと思いきや、「私が笑いについて思う事」みたいなエッセイみたいな本。 なので、軽く読めます。 しかも、倉本美津留さんって誰?と思ったら、 ごっつええ感じ、ダウンタウンDX、シャキーンなどの企画を手掛けて方でした。 シャキーン、お世話になってます。子供番組なの... 続きをみる

  • 「Mr.都市伝説 関暁夫のファーストコンタクト バシャール対談」著者:関 暁夫、ダリル・アンカ

    「あの関さんか~」とテレビで煽り文句が多くて辟易しているんだけど、バシャールだからな~と読んでみた。 (テレビを面白くするような演出なんだろうけどネ) 結構面白く読めました。 バシャール/シリウスなどと繋がるための瞑想中に思うイメージ、ピラミッドの本当の使われ方、ブラックホールなどの話題。 203... 続きをみる

  • 「「雑」の思想」著者:高橋 源一郎、辻 信一

    面白かった! 主に二人の対談で進められる。途中、四人の対談もある。 世の中、効率、均質化などで切り捨てられた多くの雑の中に、生き方を面白くするものがある、と打ち出す。 無駄の中に宝がある。 親鸞、南方熊楠なども話に出てくる。 >心に残った事。 「町おこし」の一環で始められた村民が参加したカフェの話... 続きをみる

  • 「さよなら自己責任(新潮新書)」著者:西 きょうじ

    失敗した人、失敗したと思っている人などが、もうちょっと生きやすい社会にならないもんかね~と言ったエッセイ集みたいな感じ。 多数の本から引用が有り、私はここからこう思うと述べたり、実体験を語ったり。 衝撃だったのが「泥ペン」 そのペンキ屋に仕事を頼むと必ず家の中の金品が盗まれるそうだ。 しかし、その... 続きをみる

  • 「島津奔る(上)(下)」著者:池宮 彰一郎

    マロンさんから、泣けたとおススメされた本。 島津義弘を主軸に、豊臣政権での朝鮮出兵中の朝鮮から始まり、関ヶ原合戦後までを描いた作品。 島津と言えば、マンガ「ドリフターズ」(エログロバイオレンスなので男子中学生以上推奨)の島津豊久。 マンガの中では、純粋な子供みたいな男で、合戦に強い、サシでも強いみ... 続きをみる

  • 「新解釈 関ヶ原合戦の真実 脚色された天下分け目の戦い」著者:白峰 旬

    #すべてフィクション、妄想、誤解釈に基づいております m(_"_)m 「島津奔る」を読んでいる途中だが、関ヶ原の合戦あたりである。 何とも出てくる石田三成や徳川家康が「すぐさま下克上で首はねたるわー!」という感じなのよ。 >「島津奔る」に出てくる石田三成 ・武将たちの意見を退けて、自分の意見のみで... 続きをみる

  • 「個人的現実の本質」著者:ジェーン・ロバーツ、ロバート・F・バッツ

    読んだ! いやー分厚い! 1973年頃、チャネリングが完了した内容だそうだ。 今でも、新しい。(翻訳が新しいからか?) さとうみつろうさんの「かみさまとのおしゃべり」とほぼ同じ内容が出てくる。 別の角度からの光の当て方なので、さらに理解が深まる・・・かな? 500ページ、600ページぐらいから読ん... 続きをみる

  • 「翻訳家じゃなくてカレー屋になるはずだった」著者:金原 瑞人

    エッセイと、江國香織さんとの対談、古橋秀之さんと秋山瑞人さんとの3人対談。 エッセイは、良いモノを選んでまとめたモノらしい。 古橋さんと秋山さんは、かつての教え子たちだそうだ。 翻訳者の裏話って、あんまり聞けないので面白く読めた。 (村上春樹さんも翻訳の仕事について、何か書いてたな~。) 翻訳本の... 続きをみる

  • 「ハーバード白熱日本史教室(新潮新書)」著者:北川 智子

    白熱教室の本のような対話形式の授業本だと思うとがっかりする。 というか、白熱教室なんて付けなくても充分面白い内容で、流行にのったタイトルにしなくても良いのにな~、ともったいない感じ。 この著者さん、バリバリの理系女子だったのに、ハーバード大学で日本史の先生になってしまう。その転身が面白い。 そして... 続きをみる

  • 「エクソシストとの対話(講談社文庫)」著者:島村 菜津

    現代に生きているエクソシストとその関連した人達へのインタビューを収めた本。 エクソシストと言えば、 D.Gray-manという週刊少年ジャンプで連載されているエクソシストとアクマの戦いを描いたマンガがありましたな~。 あっ、「青の祓魔師」もあったね~。 いや、特にこれといってないですけど。 他では... 続きをみる

  • 「えほんのせかい こどものせかい(文春文庫)」著者:松岡 享子

    子供の絵本を読み聞かせたい人、絵本作家になりたい人、必読! 子供の世界は大人が考えているようなモノと異なると、つくづくわかりました。 本の前半は、長年の子供への読み聞かせや、お母さん方から読み聞かせについて聞いた話についてなどのエッセイ。 後半は、絵本の読み聞かせ方法や、子供のグループへの読み聞か... 続きをみる

  • 「世につまらない本はない(朝日文庫)」著者:養老 孟司

    前半は、本に関連したエッセイ、後半は、3人(養老さん、池田 清彦さん、吉岡 忍さん)によるテーマ毎に沿った本の紹介や、よもやま話。 エッセイでは、 ・本は、普通では無い事が書かれているので、本屋に行くと精神科医の待合室の様に思う。 ・本に書かれている事と、その著者が書いていない事を見ていくのが面白... 続きをみる

  • 「思春期をめぐる冒険 心理療法と村上春樹の世界(新潮文庫)」著者:岩宮 恵子

    大変興味深い内容だった! 臨床心理士の著者さんが診療の場面にて「この患者さんは、こういう状態ではないか?」と、村上春樹さんの作品からヒントを得て理解しようとする。 村上春樹さん自身が「自分が小説を書くのは自己治療的」と言っているそうです。 なので、心理的な問題において、村上さんの作品は効くのか?!... 続きをみる

  • 「幸せの波動(僧侶と科学者が探る「愛のエネルギー」の高め方)」著者:小池 龍之介、前野 隆司

    幸せの4つの法則 ・やってみよう ・ありがとう ・何とかなる ・ありのまま 人に対して好き、嫌い、無関心の3つがあるが、 小池さんは「好きでも嫌いでも無関心でも無い」という感じで人に接するようになったそうだ。 ふむふむ、それはゼロポイントかな。 また、瞑想において、感情を見る時、上記の「好きでも嫌... 続きをみる

  • 「はしもとみお 猫を彫る」著者:はしもと みお

    たまに猫の写真集でも見てホンワカするか~と思ったら、表紙は本物の猫で無く、木彫りの猫でした。 しゅげ~! 動きそうな質感。木彫りはぬくもりがあってええね~。 そもそも、著者さんがなぜ動物の木彫りを彫っているかというと、飼い主さんの亡くなった動物たちの思い出のためだそうな。 若い頃は、どうせ先に亡く... 続きをみる

  • 「言葉を育てる 米原万里対談集(ちくま文庫)」著者:米原 万里

    日本産、ロシアで鍛えられし妖刀、米原万里。 表紙がかわいいマトリョーシカのイラストで名前のイメージもあってか、児童文学か絵本作家の方の対談かと思ったら、元ロシア通訳者、今は作家さんの米原さんの色々な方々との対談でした。 小学3年までロシアの教育を受けて、小学4年で日本に帰ってきて教育を受けた時の感... 続きをみる

  • 「すべては魂の約束」著者:山川 紘矢、山川 亜希子、磯崎 ひとみ(聞き手)

    よりかからず、とらわれず、自分を生きる時代。 何があっても、すべて大丈夫。 精神世界の本を数々翻訳してきた夫婦の、対話と人生の後輩たちへアドバイス。 まあ、対話というより思い出話かな。 読後は、なんだか暖かい気持ちで満たされる。 しかし、今、問題の渦中に居る人や、精神世界に興味が無い人が読むと「か... 続きをみる

  • 「繋がる」著者:池川 明、上田 サトシ、七田 厚、白石 まるみ、弦本 將裕

    出産から子育ぐらいの範囲で、各人が自己紹介と自分自身の活動や体験したものを文にした。 胎内記憶の話、自分の子育て体験の話、ヒーリングで治した話、個性心理学の紹介などなど、子供に関わる事を話しているが、方向性が各人バラバラで面白い。この、ごった煮感、好きです。 ただし、カタログ・パンフレット感がある... 続きをみる

  • 「日本人と武士道(ハルキ文庫)」著者:スティーヴン・ナッシュ、西部 邁(翻訳)

    Amazonのレビューを見ると、著者と翻訳者が同一人物だと?! 自作自演なのか? と言いつつ、薄い本なので、読んでみた。 過激な文言が続く。 ・日本はペリーに強姦され、マッカーサーに去勢された。 ・日本はアメリカのストーカー。 ・日本は負け犬の精神ままでアメリカに近づくので、アメリカは追い払いたく... 続きをみる

  • 「今日からしつけをやめてみた」著者:柴田 愛子(監修)、あらい ぴろよ(イラスト)

    「やめたらいい子になっちゃった」と右下に。ホンマかいな?とイラストと共に興味をそそる表紙。 子供に対して、やってしまいそうな事が色々な事例で書いてある。 マンガ、プラス解説、となっているので読み易い。 しつけや教育は、他人の気持ちや論理がわかるようになってから、4歳、5歳ぐらい? 2歳、3歳は愛情... 続きをみる

  • 「なぜノンフィクション作家はお化けが視えるのか」著者:工藤 美代子

    「日々是怪談」を改題、加筆修正した本。 ちょっと読むつもりが引き込まれて最後まで読んでしまった。 霊的なモノが視えてしまう著者さんが、視てしまった、体験した、人から聞いた霊的な話など集めたエッセイ。 初めの話は軽かったが、読み進めるうちに重い霊的な話もアリ。 霊的な話の中に、人間の性的欲求や恋愛感... 続きをみる

  • 「人は変われる [大人のこころ]のターニングポイント(ちくま文庫)」著者:高橋 和己

    そういえばこんな言葉を思い出す。 「変えられるモノは変えられる勇気を、変えられないモノは受け入れる勇気をお与えください」 ニュアンスは違うかもしれないが、おおむねこんな感じ。 精神科医として多くの患者さんの快方を診てきた著者さんが「人が変わるのは3つの事があるようだ」と示した本。 患者さんの事例も... 続きをみる

  • 「「聞く力」文庫1 アガワ対談傑作選(文春文庫)」著者:阿川 佐和子

    聞く力、というより、「アガワサワコ力」でないかい? 「あがわさわこか」では無く「あがわさわこ りょく」と読みます。 ええ↓、ええ↓、わたくしが勝手に作りました。 仕事としてインタビューを何十年もされているので、インタビューは職人技の域に達しております。 かくゆう、昔、私は心理カウンセラー養成講座に... 続きをみる

  • 「大人の学校 入学編(静山社文庫)」著者:多数

    糸井重里さん、淀川長治さん、野田秀樹さん、川崎徹さん、荒俣宏さんの5人が、各独自に作った「○○学」を講義する。 いやー、それぞれ面白い。 糸井さん、コピーライターという職業柄、やはり言葉については、とても深く考えてらっしゃるのだな~と感嘆。 川崎さんの意味と無意味の話。 「今まで無意味だったものが... 続きをみる

  • 「診療室にきた赤ずきん 物語療法の世界(新潮文庫)」著者:大平 健

    面白い! 精神科医の著者さんが出会ってきた患者さん達に、 「あなたの生き方は、この昔話の様ですね」なんていうと、「そうかもしれません」なんて返す。 そこから、その昔話が自分を映す鏡のように、客観的に自分が観察できて、生きるヒントになっていく。 もちろん、著者さんのカウンセリングと薬によって治るのが... 続きをみる

  • 「荒俣宏・高橋克彦の岩手ふしぎ旅(実業之日本社文庫)」著者:荒俣 宏、高橋 克彦

    アテルイ、奥州藤原氏、遠野物語などなど奥が深そうな地域。 個人所有のお宝幽霊画も発見し、面白い。 興味深いのは、 語り部さんが「何でばかさないんだ、この堕落キツネが!」とキツネを叱ったらしい。 他の本で書いてあったが、夜が明るくなり、WIFIなど電波が飛び交っているため、キツネやタヌキの神通力が無... 続きをみる

  • 「狐の裁判」著者:内田 百閒(ひゃっけん)

    茂木さんの本を読んだら、「内田百閒さんの本を色々読んでいた時、気持ちが前向きだった」と記載があり、ならば試してみねば!と読んでみた。 本のチョイスが悪かった! 本当は残酷なグリム童話的な、残酷な童話です。 今だったら、この物語には以下の注意書きがつきます。 「この物語には、暴力・グロテスクな表現が... 続きをみる

  • 「茂木健一郎の脳科学講義(ちくま文庫)」著者:茂木 健一郎、歌田 明弘

    もう、10数年前ぐらいに書かれた本。 脳について歌田さんが質問やら話を促して、茂木さんが答える方式で話が進む。 ---- クオリア、質感。 絵画から受ける印象など、感情を動かす何かを表す。 このクオリアを、どう解析するかが熱いらしい。 14年前やし、今は何か進んだかね~。 ---- 多重人格。 虐... 続きをみる

  • 「翻訳夜話」著者:村上 春樹、柴田 元幸

    翻訳について、村上さんと柴田さんで対談。 村上さんと柴田さんで同じ英文を翻訳した文も収められているので、翻訳者によって「ここまで翻訳が違うのか」とわかって面白い。 以下、心に残った事。 --- 学校で教える翻訳の心得は、あんまり当てにならない事もわかります?! --- 小説家の村上さんとしては、翻... 続きをみる

  • 「「その時歴史が動いた」心に響く名言集」著者:NHK

    色々な人達の軽い歴史がまとめられているのは、お手頃で良い。 今回、心に残ったのは以下の3人。 藤堂高虎、柳生宗矩、皇女和宮 藤堂高虎は、某ゲームでは氷使いだったな~。 君主を様々に鞍替えして、それでも重くもちいられた。 「これだけ働いているのに、見る目が無い君主には仕えられない」とあの信長のトコロ... 続きをみる

  • 「もののけ物語(角川文庫)」著者:加門 七海

    モノに関わる因縁話。日常のちょっとした怪を雑記。地方、人などにまつわる怪。 この本で、上記色々収められております。 スゴイ怖い訳では無いので、怖いのが嫌いな人も読めます。 初めにあるモノをあげた漫画家さんが文を書いており、行った先でどのようにモノが扱われたか知れて面白い。 日常のちょっとした怪の雑... 続きをみる

  • 「Newtonライト 13歳からの量子論のきほん」著者:ニュートンムック

    13歳でわかるって、ほんまかいな? 本は薄く、全部イメージ絵が入っているので、わかりやすい・・・かな。 いやいや、難しいですよ、概念が! でも、今の13歳はわかってしまうの?! 量子論により、元素記号の周期がわかってしまった。物理と化学の統合。 いいね、いいね。 量子論により、未来は決められない事... 続きをみる

  • 「セックスレスでもワクワクを求めてどんどん子宮にやってくるふしぎな子どもたち」著者:池川 明、咲弥

    セックスしていなくても妊娠してしまった咲弥さんと、産婦人科池川さんとの対談。 咲弥さんは、ブログで有名らしいのですが、この本で初めて知りました。 池川さんが「セックスなくても妊娠する方がいる」と講演で言うと、「実は私も」という人が多数いたそうだ。 妄想の羽を広げて、セックスしていても、「実は男性が... 続きをみる

  • 「サーバント・リーダー」著者:ジェームズ・ハンター

    リーダーを任された男が、家庭も職場もうまくいかず、 修道院で行われる一週間の泊まり込みでのリーダー講座に参加するところから話が始まる。 物語形式で、「サーバント・リーダー」とは、どんなものか解説されるのでわかりやすい。 話の持って行き方がうまいのよ。最後、泣いてしまった。 サーバント(奉仕)とは、... 続きをみる

  • 「138億年の人生論」著者:松井 孝典

    どんな人生論が聞けるのかしら? オラッ、ワクワクが止まらねぇ~。 と本を読んでみたわけだ。 恐竜が絶滅したのは、隕石が落ちて、じわじわとでは無く、一挙に絶滅。 ソ連が崩壊して、その時のソ連のお金は「紙くず」に。 てな感じで「過去の続きが今日で、今日の続きが未来」なんて世界は無いのだヨ、と宣言する。... 続きをみる

  • 「三毛猫ホームズの談話室」著者:赤川 次郎

    あの赤川の次郎さんの対談本である。 学生時代はお世話になりました!(えっ、今は読んでないん?) この頃、全然赤川作品を読んでないな~。 赤川作品は、秋の過ごしやすい季節な感じがする。 読むと最後まで読みたくなるのだよ。 今回は赤川さんが「この人と対談したい」とリクエストした人達が集まったそうだ。 ... 続きをみる

  • 「パパは楽しい躁うつ病」著者:北 杜夫、斎藤 由香

    笑って過去を話せるようになったら良いよね~。 という訳で、過去に躁うつ病になった北杜夫さんと、その娘さんの「躁うつ病の頃は、あんな事、こんな事があった」という思い出話。 でも、 一番踏ん張っていたのは、この本に出て来ていない奥さんではないかい。 北杜夫さんに一方的に別居を言い渡され、一時別居するも... 続きをみる

  • 「ホ・オポノポノ ライフ」著者:カマイリ・ラファエロヴィッチ

    昔、流行った。ホオポノポノである。 「ごめんなさい」「許してください」「ありがとう」「愛してます」 4つの言葉で物事をクリーニングする。 「ありがとう」は言えるのだが、あとの3つの言葉が何だが引っかかって出来ないんだよね~。 「ごめんなさい」「許してください」ってネガティブだし、「愛してます」って... 続きをみる

  • 「病をよせつけない心と身体をつくる」著者:クリステル・ナニ

    この著者さんも不思議な力を持っていて、初めは抵抗していたが、運命によって直感医療者の道を歩む。 体が病気になるのは、そのような波動になっているから。 引き寄せの法則なんかも、無意識化でそれを望んでなければ、引き寄せられない。 体全体が望んでいる事は、かなう。 自尊心が低い、自分を認められない、自分... 続きをみる

  • 「負けない技術」著者:桜井 章一

    裏麻雀の世界で不敗だった著者が説く勝つ方法。 それは、「勝つ」では無く「負けない」「受け」「キレイな負け方」などなど、行きついた先は自然の世界でいう「共生」だった。宮本武蔵と同じく「敵も私である」。 勝利至上主義がはびこって、次の世代に何も残さない生き方、敵は無くなるまで殲滅する。それではダメだ、... 続きをみる

  • 「わたしが正義について語るなら」著者:やなせ たかし

    児童向けに刊行された「未来のおとなへ語る わたしが正義について語るなら」を新書化したもの。 言わずと知れたアンパンマンの作者、やなせさんのエッセイみたいな、半生記も記載された本。 軽く読めます。 かなり波乱万丈な人生を歩まれております。 マンガ家になりたかったがなれず、流れ流れて子供向けの絵本作家... 続きをみる

  • 「心霊づきあい」著者:加門 七海

    タイトルが怖い! もったいない。 視えない世界に対する姿勢を、色々な人達にインタビューした本。 いや~、良い本読んだ~。 この後、1冊か2冊を読む予定だったが、 あまりにも読後が青空のように爽やかだったので、これにて本日の読書を終了。 多数の方へのインタビュー本って一人か二人、「面白くないな~」っ... 続きをみる

  • 「猫怪々」著者:加門 七海

    タイトルからすると猫の怪談かしらと思ったら「子猫を拾って育てる」猫飼育日記。 子猫が病気のため、動物病院へかかりきりになってしまう。 また、ちょっとした霊能者の方なので、普通の人には視えない子猫に憑いているモノも視えたりするので興味深い。 猫が病気で苦しんでいる時、視えないところでは、こんな事が起... 続きをみる

  • 「冬子の兵法 愛子の忍法」著者:佐藤 愛子、上坂 冬子

    時代劇小説では無い。 著者お二人による往復書簡。お二人の本は、この本が初めて. --- 女性で軍国主義の方が居るのだな。(冗談か、本気なのかは、ニュアンスがわかりませんが。) 戦争が終わった時に国に幻滅する方が多い中、そのまま軍国主義の心を残しているなんて珍しい。 --- 台湾、李登輝さんとの交流... 続きをみる

  • 「全ては、宇宙が教えてくれた」著者:木村 将人

    木村秋則さんとの対談本を読んでから、こちらを読んでみた。 (興味があれば、対談本の前こちらから読んだ方が良いです。) 国語の教師を辞めて、スピリチュアル的な仕事についてしまう。すんげー。 何とか成功したから本を出しているが、これで失敗した人も星の数ほどいるのだろうな~。 で、世の中には、すごい人が... 続きをみる

  • 「津軽弁本氣対談録 時代を拓く」著者:木村 秋則、木村 将人

    2人のおじさんが朗らかに会話しているのを収めた本。 所々、津軽弁になっている。ちゃんと現代語訳有り。 (英語訳もついていて、ワールドワイドな本やね。) なんかタイトルの割には、ファン本的位置から出ないかも。 で、この頃の「奇跡のリンゴ」の木村さんの近況がわかります。 が、もう一方の木村さんは誰だが... 続きをみる

  • 「日々是作文(ひびこれさくぶん)」著者:山本 文緒

    タイトルに惹かれて読んでみた。 が、山本さんの本を読んだ事が無いので、ぎゃははは。 10年間の多種多様な雑誌で書いていたエッセイをまとめた本。 山本さんの本を読んでる人が、「中の人って、どんな人かしら?」ってな感じで手に取るもんだな~。 初めの2~3本目のエッセイは、なんだか「もたっ」としていて「... 続きをみる

  • 「別冊NHK100分de名著 特別授業「坊っちゃん」」著者:養老 孟司

    養老さんが「坊ちゃん」をどう解説するのか? なんて、興味があるわいな。 「坊ちゃん」を対象に、中学生数人に授業した内容が本になったもの。 本を読むと、なぜ養老さんが「坊ちゃん」を選んだのかもわかります。 養老節は、子供たちに向けてなので、ちょっと控えめ。 色々、なるほど!と思いました。 本としては... 続きをみる

  • 「明るい話は深く、重い話は軽く」著者:永 六輔

    タイトルからすると、話し方指南かしら?と思ったら、 永さんがラジオや講演で話した「ちょっとした小話」を集めた本。 これは「コバナシの24時間パレードや~。」と言った感じか? 昔の有名人の話から、リスナーの話、人々に聞いた話などなど、雑然と並んでいて、これが逆に飽きずに読めます。 心に残ったのは、目... 続きをみる

  • 「厚黒学入門 中国人の世界観、人間観に学ぶ」著者:李 宗吾、矢張 岳史、葉室 早生

    「面の皮を厚く、腹黒く生きましょう!」という中国発祥の学。 「三国志」や「項羽と劉邦」など知っていると、面白味が無い(笑) 中国の歴史の中から失敗した人を探し出し、「この人は厚黒学が無かったから失敗したのだ」と売り込み文章が本の半分を占めており、大変つまらない! やっと厚黒学の教えが出てきたと思っ... 続きをみる

  • 「なぜ社員はやる気をなくしているのか(日経ビジネス人文庫)」著者:柴田 昌治

    社長や会社で権限のある人が読む本・・・かな。 「問題が無い」と自認している会社は、いつか立ち行かなくなる。 なんだか、「いじめが無い」と言っている学校と同じだわな~。 健全な会社は、問題がある事を絶えず知っており、社員達が自発的に解決してしまう、ような所。 また、社員が「問題提起」をしても「なぜ、... 続きをみる

  • 「サンガジャパンVol.16 特集:怒り」著者:サンガ

    「怒り」について、僧侶の方の何人かが話しているので、色々な角度で怒りを分析できて面白い。 他、 田口ランディさんと対談されていたお坊さんの、「お坊さんになられた」経緯が面白い。 また、そのお坊さんが「目からウロコの法華経講話」という型破りな仏教講話本を出しているという事なので、この本も読まねば!と... 続きをみる

  • 「もしも諸葛亮孔明の"妖精"が太平洋戦争を指揮したら?」著者:青木 ばなな

    ♪戦争を知らずに~僕らは育ぁっ~た~(古い) 全編マンガです。 太平洋戦争で孔明さんがいたら、どんな作戦を取るかな?という話。 ゲームのように全編サラッと書かれているので、スラスラ読めます。 孔明さんの作戦を取り入れても、実践では本当に勝てていたか?というのはあるけれど、こういう歴史ifは面白いで... 続きをみる

  • 「自分を変える「身口意」の法則」著者:種市 勝覺

    自己啓発系。 身口意を一致させて、人生を自立的に動かそう、という本。 空海さんの密教の一部の教えがわかりやすく解説されているように思います。 人生の願望は、願って叶うというモノでは無く、あくまで体験、経験が大事。 100%出来るでは無く、1%でも2%でもクリアした、という積み重ね。 なぜ、出来ない... 続きをみる

  • 「秋風羽織の教え 人生は半分、青い。」著者:秋風 羽織、北川 悦吏子

    ある意味、北川さんの自作自演(笑)と言っても良いが、 よくあるドラマの名セリフだけを並べただけだったり、名セリフ+ちょっとだけ状況説明だったり、する本かな~、と思ったら、 ドラマの名セリフ+その時の秋風先生の気持ちが長い文章で書いてあり、北川さん手を抜いてません!(誰目線?) そのセリフの時、秋風... 続きをみる

  • 「「怖い」が好き!」著者:加門 七海

    小学校5年生以降向け。漢字にフリガナも振ってあります。 あんまり怖い話は載ってません。 何で怖いのが好きなのか?  西洋の科学主義、成果主義、民主主義などありがたがって取り入れたが、 新年、神社、お寺など、精神的なモノが無くなっていないのは、やはり人間にそういうモノが必要だからではないだろうか? ... 続きをみる

  • 「河合隼雄を読む」著者:多数

    一人一冊、河合さんが出した本の批評をする。 批評する方、本そっちのけで河合さんとの思いでを語る方(だいたいそう)、河合さんを褒める方など、通り一辺倒にならずに面白い。 ------ 「白洲さんが救われた話」 白洲正子さんが子供の頃、乳母の方がおられた。 乳母の方が闇市で一生懸命イースト菌を探し、買... 続きをみる

  • 「人生は生きがいを探す旅 神谷美恵子の言葉」著者:昭和人物研究会

    神谷美恵子さんの言葉を集めた本。 右ページに美恵子さんの言葉や日記の断片、左ページに解説。 上記のような作りなので読み易いんだが、淡々としていて一気に読むと飽きてくる。 これは、日替わりでちょっとづつ読むとか、ヒマな時に好きなページを読む、とかが正解なんだろうな~。 また、この話、もっと詳細に知り... 続きをみる

  • 「縦糸横糸」著者:河合 隼雄

    98年頃(?かな)のニュースになったような事件などに対して、河合さんが思ったことを書いたエッセイ。 扱われるのは、 中学生のナイフ事件、援助交際、汚職事件、アメリカの学校での銃乱射事件など。 ああ、そういえば、そんな事件もあったな~、と。 どれも解決できるような問題では無いため、読後は爽やかとは言... 続きをみる

  • 「なぜヤギは、車好きなのか?」著者:小林 朋道

    おススメ。 大学でのヤギ飼育で、いくつかのエピソードをエッセイにした本。 本の題名は、その中のちょっとしたエピソードの一つ。なので、本の題名を深く掘り下げる研究書では無いので、安心して読めますヨ~。 文庫化にあたり、エピソード2編がリニューアルされているとの事。 ヤギ、可愛いな~。 ヤギは、子供の... 続きをみる

  • 「だいじょうぶ」著者:鎌田 實、水谷 修

    2009年出版。 写真の表紙から「政治評論家のお二人かしら?」と思ったら、病院の先生と夜回り先生でした。 お二人の往復書簡から、最後に対談する本。 2009年、お二人が感じ、関わってきた日本の教育、医療と青年の現状。 引き込まれて一気に読んじまった。 往復書簡で何回も泣けます。 読んでいて THE... 続きをみる

  • 「マンガでやさしくわかるモンテッソーリ教育」著者:田中 昌子、空生 直

    近所を歩いていたら、地域の掲示板に「モンテッソーリ教室、始まります」なんて張り紙があった。 モンチッチ? マッテッテソーリ? パンテッタ・ジローラモ? 子供の教育教室でした。 そういえば以前は、本田姉妹もやっていた七田式が注目されてましたね。 で、今、将棋の藤井さんがやっていたので、モンテッソーリ... 続きをみる

  • 「悩みにふりまわされてしんどいあなたへ」著者:志村 祥瑚、石井 遼介

    電車に乗ってたら、この本の広告がありました。 「1回8000円のカウンセリングを受けたのと同じ効果でした。」なんて、ホンマかいな? と、興味をそそられ読んでみた。 説明は少なめ。 自分で記入して進めていく本なので、ちゃんと書いて進めれば、かなり心が整理されます。 フォーカシング、ロールプレイなど、... 続きをみる

  • 「いきものとイラスト キャラクターデザインから本づくりまで。」著者:坂崎 千春

    イラスト作家さんの今までの仕事を振り返った記念的な一冊。 Suicaのペンギン、チーバくん、このミステリーがすごいの表紙のネコ、ダイハツの知的な鹿など、「おー、このキャラクターも、この方がデザインしたのかー」とビックリ。 温かい色で書かれている色々なキャラクターが、結構好きです。 制作秘話なんかも... 続きをみる

  • 「近未来入門」著者:あさの あつこ、福江 純

    小説家さんと天文学者さんの対談。 ・本の章タイトル。 地球はどうなってしまうのか? 人間が宇宙で暮らすとしたら? ドラキュラと恋に落ちる日 宇宙人はきっといる! タイムトリップはできるのか? もう、この章タイトル群だけで、面白そうだよね~。 あさのさんの発想が面白く、福江さんとの科学漫才を聞いてい... 続きをみる

  • 「学校に行きたくない君へ」著者:多数

    敬称略。 樹木希林、荒木飛呂彦、リリー・フランキー、西原理恵子、萩尾望都、高山みなみ、羽生善治、押井守、茂木健一郎など、総勢20名。 上記の方々へ、不登校、ひきこもりについてインタビューしたものをまとめた本。 著名人の真剣度が違う。 不登校、ひきこもりに限らず、人生でつまづいた人達への応援メッセー... 続きをみる

  • 「やってみよう!「超能力」ふしぎな大実験(青春キッズ・コレクション)」著者:秋山 眞人

    小学生向けの本。 しかし、これ一冊で、超能力の種類、超能力の練習方法、過去の偉大な超能力者達など、全方位押さえられていて、大変わかりやすい! 子供相手だからというような理由での手加減一切無し! PK:モノを動かすなど。 ESP:テレパシーなど。 君は、どんな能力者?というようなチェック項目(PKと... 続きをみる

  • 「今、何かを表そうとしている10人の日本と韓国の若手対談(日韓同時代人の対話シリーズ)」著者:日韓のクリエイター達

    サイコーに面白かった! 小説家、俳優、建築家、写真家、演出家などクリエイターの日本人と韓国人、1対1で対談。 なぜか知らんが、読むと元気が出てくる。 クリエイターさん達が前向きだからかな~。 性格の明るい暗いはあるかもしれないが、やはり、他人に対して何かを創造して見せる人達は、前向きでなければ出来... 続きをみる

  • 「魂にメスはいらない」著者:河合 隼雄、谷川 俊太郎

    ドラマのタイトルになりそうな題名。対談では無いです。 谷川さんから質問し、河合さんが解説、教えていく流れ。 読み易いです。 河合さんが習得した心理学が広く深く講義されるので、これをまず一番最初に読んでおきたかった。 --- 「ファイナルワード」 愛、やさしさ、実存。 河合さんは、上記の言葉をなるべ... 続きをみる