ミケハのブログ

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読んだ本のブログ記事

読んだ本(ムラゴンブログ全体)
  • 「大人の友情」著者:河合 隼雄

    友情に対してのエッセイ。 青年、中年、老年、同性愛など、いろいろな角度から友情を語ります。 長年生きていれば「あるある」のエピソード。 --- 「1週間頑張ったが友達ができない」 河合さんの知りあいの臨床心理士が出会った話。 上記悩みで大学生をカウンセリングしたそうだ。 友達は、同じ授業を何回か受... 続きをみる

  • 「棋士マイケル・レイモンド」著者:マイケル・レイモンド

    アメリカ人で日本の碁のプロ棋士の半生記。 碁の打ち方、試合状況などが4割、マイケルさんの半生が6割ぐらいの内容。 碁はわからんので飛ばすと、さらっーと読めた。 半生も、その年代でのエピソードが2、3個ぐらいで淡々と記録されている。 ぎょぇー!! もったいない。 碁も半生記も中途半端。どっちかに振り... 続きをみる

  • 「Lシフト」著者:秋山 眞人、布施 泰和

    「正統竹内文書の日本史~」から味をしめ、秋山さんの本を追ってみよう!と意気揚々。読んでみました「Lシフト」 この本、「正統竹内文書の日本史~」の雑談の中にもちょっと出てきましたが、昔、布施さんが秋山さんを取材しながらも発表しなかった話がモトになっているそうです。 布施さん的には「発表したい!」とい... 続きをみる

  • 「[新装版]正統竹内文書の日本史「超」アンダーグラウンド 1~3」&「[新装版]正統竹内文書 口伝の《秘儀・伝承》をついに大公開!」著者:竹内 睦泰、秋山 眞人、布施 泰和

    「インチキ霊能者とホンモノ霊能者の見分け方」を読んでから、秋山さんのファンになってしまった。(おススメ。あら、こちらの本も布施さんと共著だったのね~。) 竹内さん:南朝小倉宮正統竹内文書口伝継承者として第73世武内宿禰を継いだ方。 秋山さん:超能力、精神世界などの研究、実践者。 布施さん:精神世界... 続きをみる

  • 「いま人に聞かせたい神さまの言葉」著者:船井 幸雄、中矢 伸一

    主に「日月神示」のお話。 「日月神示」とは、(個人的なざっくり解釈ね)99.99%日本は悪にズタズタにされて、「1厘の仕組み」でひっくり返る(大逆転する)という予言。 別の予言も色々出てきます。 ヒカルランドから出ていた日月新示の1巻を買ってみたが、途中で挫折、売ってしまった。 なーんか、読んでも... 続きをみる

  • 「まんがでわかる LIFE SHIFT」著者:星井 博文

    原本は読んでませんヨ~。 何でもマンガになるので、ありがたい世になったな~。 中学生や高校生の方々も読めますので、読んでおいても損は無い。 「人間50年~、後の心にくらぶれば~、昔は物を思わざりけり~」 (↑中盤から百人一首が入ってるから!) 人生が50年なんて遠い昔、80歳、そして100歳の時代... 続きをみる

  • 「あなたの脳のはなし」著者:デイヴィッド・イーグルマン

    著者さんが監修・出演した脳に関するテレビ番組から、本になったもの? 外国の茂木さんみたいな感じかね。 科学解説エッセイみたいで、読み易いです。 実験イラストなども多数。 ----- 「無差別殺人犯の脳」 銀行で働いており、イーグルスカウト(ボーイスカウトの上位版?)に所属、奥さんもいた男。 何かに... 続きをみる

  • 「きらいになれない害虫図鑑」著者:有吉 立

    ゴキブリの殺虫剤、効くかどうかの試験。 そこらへんの家庭で試験するわけにもいかないし、数もいるだろうから飼育している場所があるのだろうな~。 てな感じで、やっぱり飼育している研究所がありました! そんな研究所の舞台裏を覗けるのが、この本でございます。 1ページに害虫のイラスト、2~3ページで説明と... 続きをみる

  • 「奇跡を起こす 見えないものを見る力」著者:木村 秋則

    腐らないリンゴ、自然農法で作ったリンゴで有名な木村さんの半生を書いた本。 タイトル、合ってません! 自然農法でリンゴが実らなかった苦しく貧しい10年間、自殺を考えて入った岩木山で見たどんぐりの木、これらがあって奇跡が起きた。 「見えないものが見る力」があれば、奇跡が起きるわけでは断じて無いンじゃー... 続きをみる

  • 「医者が癌にかかったとき」著者:竹中 文良

    著者さんは外科医で、癌になり、癌を切除し治った方。 御自身の話はそこそこ、癌で亡くなった医者達の外科医として関わったエピソード、内戦後のボランティアで医師として行ったエピソード、一般の方々のエピソードなど、多数のエピソードが収められている。 泣けます。 当時は、患者に癌の告知がタブーだった時代。 ... 続きをみる

  • 「バカなおとなにならない脳(よりみちパン!セ)」著者:養老 孟司

    小学生から高校生まで、たまに大人の質問に対して養老さんが答えたものを集めた本。 昭和前半ぐらいなら、孫の質問におじいさんが答えるみたいな状況はあったが、今の時代におじいさんが答えるような事が無くなったがゆえに、皆のおじいさんみたいな感じで養老さんが出てきたのかな? この本によると、日本でいじめが一... 続きをみる

  • 「老人の壁」&「超老人の壁」著者:養老 孟司、南 伸坊

    お二人が、好き勝手話していて、それでいて面白い。 年を取るなら、こういう人になりたい・・・か?どうかは置いておく。 読むと、何か元気が出ます。 お二人とも、好きな事があって、何でも無い事でも面白い要素を見つけてこれるからかしら。 それぞれに「こだわり」もあるよね~。 さて、 今のうちに自分が面白い... 続きをみる

  • 「心理療法入門」著者:河合 隼雄

    心理療法の概要が書いてある本。 個人の色々から始めまって、社会まで、縦横に広がっております。 難しいかと思ったけど「書いてある事がわかる! わかるぞぉー!」って、今までの河合さんのエッセイを読んでいると、だいたいの内容が出て来ているのでわかりました。 >物語を生きる よく、河合さんの本で「物語を生... 続きをみる

  • 「自分との対話」著者:船井 幸雄

    1999年出版。 色々話題が多いので面白かった。 ・自分を振り返り、長所を見つけよう。そして、その長所は自分の仕事につながる。 ・成功の3条件:すなお、勉強好き、プラス発想。 ・自分の「良心」と対話しよう。 ・新しい事を始める時は、モデルを探し、そのモデルの良いところを挙げて、とことんマネしよう。... 続きをみる

  • 「孤独病」著者:片田 珠美&「信じぬ者は救われる」著者:香山 リカ、菊池 誠

    ※とりあえず、個人解釈入ってます。 信じぬ者は救われる。 と言われましても、信じてしまう人、わかっちゃいるけど信じたい人達(私も含める)がいる。 何かを信じる背景には、心に余裕が無いというのがあるのかな~。 時間はたくさんあるのにね。 で、そこらへん含めて「孤独病」が根本にあるようだ。 現在、人々... 続きをみる

  • 「神話の心理学」著者:河合 隼雄

    世界の神話にある父性の強い男神、殺し(子/父/母)、盗みなど、人間の深い部分にあるからこそ、神話という物語になっているという話。 神話の読み方は人それぞれにあるので、「私はこう読みました」という一例だそうですヨ。 父、母殺しは、象徴的に行われれば良いが、実際に行動になってしまうと問題となる。 そこ... 続きをみる

  • 「こころの声を聴く 河合隼雄対話集(新潮文庫)」著者:河合 隼雄

    河合さんが本を読んで、その著者の方々と対談する本。 多数の著者さんと対談してます。 初めに挙げられている本を読んでから、対談を読んだ方がハルカに楽しめる。 私は、ついつい対談が面白くて、著者さん達の本を読まずに対談を読んじまった。 それでも楽しめます。(で、次に読むリストが多大に増えたわけだ。) ... 続きをみる

  • 「物語を生きる」著者:河合 隼雄

    日本の古典の物語を紹介し、臨床心理にもとづいたちょっとした解説をした本。 ちょっと、難しかった。理解できていないところも多数。 扱っている物語は以下。 竹取物語、宇津保物語、落窪物語、平中物語、源氏物語、浜松中納言物語、我身にたどる姫君など。 この本の中で河合さんがドナルド・キーンさんの言葉を下記... 続きをみる

  • 「こころと脳の対話(新潮文庫)」著者:河合 隼雄、茂木 健一郎

    河合さんと茂木さんの対談。 というよりか、ちょいちょい茂木さんの公開カウンセリング、または、アイデア相談みたいな感じになって、そこらへんが面白い。 河合さんが一言返すと、茂木さんの中で感じる&思う所があり、「なるほど」「そういうことですね」「じゃあ、今度これしましょう」などなどアイデアが広がってい... 続きをみる

  • 「村上春樹、河合隼雄に会いにいく(新潮文庫)」著者:河合 隼雄、村上 春樹

    河合さんと村上さんの対談。 いやー、面白かった! ありきたりだけど。 芸術家は、何かをとらえているつもりは無いが、結果的に人の心をとらえる作品を書くので、売れているのだな~。 文化や時代の要請だったりする?! というのも、村上さんのところに読者から「なんで私の事が書いてあるのですか?」と手紙がよく... 続きをみる

  • 「テーラワーダと禅」著者:アルボムッレ・スマナサーラ、藤田 一照

    一照さんの”あとがき”にも書いてあるが、一照さんがスマナサーラさんにテーラワーダ仏教について質問が主な対談。 仏教の理解について、ボタンのかけ間違いを正していくような感じの対談。 仏教は「宗派を作った時点で、仏教では無い。」 色々な宗教の教祖さんは、実際、ソクラテスみたいな弟子たちに考える方法を教... 続きをみる

  • 「気がつけば動物学者三代」著者:今泉 忠明

    今泉さんの子供の頃から現在までの動物に関して体験したエピソードをまとめた本。 今泉さんの父、兄、息子が気がつけば動物学者。 父と兄の話はあるが、息子の話は最後にちょっとだけ。 「ざんねんないきもの事典」の監修。 漢字にルビがたくさんふってあるので、小学生(高学年ぐらいかな)も読めるようにしてあるよ... 続きをみる

  • 「明恵 夢を生きる(講談社+α文庫)」著者:河合 隼雄

    明恵さんというお坊さんが夢の記録を残していたので、そこから夢分析を行ったものを本にした。 明恵さんは、法然さん、親鸞さんと同じぐらいの時代の人。 本の内容は、ランクが2ランクぐらい高すぎた。 もうちょっと、夢分析の本とかを読んでからの方が良かったな。 4~5日ぐらいかかったが、読む途中で眠りの世界... 続きをみる

  • 「こころの子育て 誕生から思春期までの48章」著者:河合 隼雄

    子育てについての質問があり、河合さんが答える。 コギミ良く、質問と回答が進んでいく。 子育てで「物さえ与えておけば良い」という事は無く、心を込めて子供に接していないと、手痛いしっぺ返しがくる。家庭禅だそうです(笑) 本当に子育てって、自然相手。 植物と同じく、水をやり過ぎれば腐るし、やらなすぎれば... 続きをみる

  • 「昔話の深層 ユング心理学とグリム童話 (講談社+α文庫)」著者:河合 隼雄

    今回は、つまらなかった。(上から目線かよ!) いや、心理学をやってる人達は面白いと思うけど、一般人はあんまり。 とりあげた昔話が「日本のモノで無く」「グリム童話、かつ、あんまり馴染みの無い話」でした。なので、身近に感じられず。 「この登場人物はグレートマザーを表している。」てなのは「木星はガスで出... 続きをみる

  • 「友だち幻想」著者:管野 仁&「タテマエ抜きの教育論」著者:木村 泰子、菊池 省三

    学生の人間関係構築について&学校の教育について。 日本の文部科学省、教育委員会、学校、教師、どれも狂っている。 生徒たちは上が狂っているから、煽りを受けて人間関係すらも大変になっている、としか思えない。 「学校から逃げてー!」としか言いようがない。 なんとか、学生時代を平穏無事にやり過ごしてほしい... 続きをみる

  • 「ほの暗い永久から出でて 生と死を巡る対話」著者:上橋 菜穂子、津田 篤太郎

    何て暗いタイトルなんだ! しかし、何でか惹かれるものがあり、読んでみた。 上橋さんって、あの「精霊の守り人」「獣の奏者」の著者さんなのかー、と著者略歴で知る(遅い)。 津田さんは、聖路加病院のお医者さんである。 お二人の往復書簡。 「なぜ、生きているのか?」という問いもあるが、 「なぜ、生きている... 続きをみる

  • 「AI vs. 教科書が読めない子どもたち」著者:新井 紀子

    AIの研究により、人の頭の良さがわかった。 それは「基礎的読解力が高い」こと。 試験でも良い点が取れる。 難関の大学を通る人達は、基礎読解力が高い。 読解力とは、文章の意味を理解できる能力である。 本の中で基礎読解力の問題が出ていたが、間違いました。 文章があいまいじゃね?と思うのだが、ちゃんと回... 続きをみる

  • 「容疑者Xの献身」著者:東野 圭吾

    泣けた。 電車の中で読み終わったので、泣くのをごまかすのが難しかった。 最後の章は、家で読んだ方が良かったな~。感情は、しっかり消化した方が良いです。 ★★★以下、ネタバレ内容アリなので、本を読みたい人は読まないでね★★★ もっと色々あるけど、とりあえず、断片的思ったこと。 石神の純真さ、純粋なま... 続きをみる

  • 「羊をめぐる冒険(上)(下)」著者:村上 春樹

    河合隼雄さんのエッセイの中で、この本が紹介されていたので読んでみた。 青年の悩み的な章で「何の欲も無い、羊男みたいなものも出てくる」と。 羊男、防衛ゆえの無欲なのかしら? さてさて、 あー、「羊をめぐる冒険」が終わってしまった。 小説って、あんまり好きでは無い。 とても良い小説は「この世界が終わっ... 続きをみる

  • 「心理療法個人授業」著者:河合 隼雄、南 伸坊

    南さんの質問から河合さんが答えて、講義が行われた後、南さんがレポートとしてまとめる。 そのレポートに対して、河合さんがコメントする。 南さんのレポート、プラス、そのレポートに対しての河合さんのコメントが1セットでいくつかの講義を収録。 レポートに対して、「それは違いますよ。」と河合さんが指摘してい... 続きをみる

  • 「生きたことば、動くこころ 河合隼雄語録」著者:河合 隼雄、河合 俊雄

    京都大学で、初めの生徒達のカウンセリングに対して?、河合隼雄さんがコメントした内容をまとめた本。 色々なコメントなので断片的です。 京都大学で代々生徒たちに受け継がれていたモノだそうで、なんか虎の巻みたいでイイです。 内容のコメントも、弟子の手品師へのネタのアドバイス集みたい。 「こころの処方箋」... 続きをみる

  • 「こころの処方箋 (新潮文庫)」著者:河合 隼雄

    エッセイ。 カウンセリングの事例をまじえながら、家族や社会を話題にする。 第1話で、 心理臨床家をやっていると「会った瞬間心が分析、見透かされる」なんて思われるが、「心なんてわかるはずがない」という気持ちでカウンセリングしている。 「心がわかる」と思うと、途端に人の心が見えなくなってしまうのだろう... 続きをみる

  • 「仏教が好き」著者:河合 隼雄、中沢 新一

    河合さんの対談本で、たまに河合さんが質問者の役回りで「名前だけやーん」みたいな本がある。 この本も、中沢さんの仏教講座みたいな感じ。 最後の2割ぐらいのページで、やっと河合さんが対談者100%として登場する。 「仏教に期待している」というけれど、それが、今の仏教に対してなのか、昔の神仏習合の時の仏... 続きをみる

  • 「希望のしくみ」著者:アルボムッレ・スマナサーラ、養老 孟司

    対談かと思ったら、第3者の編集者の人が司会というか、話を回しており、編集者の質問に、スマナサーラさんが答えて、プラスして、養老さんが気づいた事を話す。(その逆パターンも有り。) なんだか、子供電話相談室で、質問に2人の大人が補足し合いながら答える感じ。 ここから断片。 日本の仏教は、祖師信仰で仏教... 続きをみる

  • 「小学生に授業」著者:河合 隼雄、梅原 猛、他

    河合さんのキーワードで引っかかって、読んでみた。 小学生に授業。 NHKの「課外授業、ようこそ先輩」みたいなもんかな。 表紙を見ると、河合さんが「道徳」を受け持つ。 えー、あんなツマラナイ「道徳」を受け持つのん?! いや、でも河合さんである、きっと一味違った授業になるのだろう、と期待して読む。 お... 続きをみる

  • 「考える方法:<中学生からの大学講義>2 (ちくまプリマー新書)」著者:多数

    色々な内容が詰まっているので、これを入門に、興味がある人の本を読むと良いかな。 その中でも「なぜ人を殺してはいけないのか?」という問題。 本の中で、色々と理由を挙げて、それは理由にならないと反論。 なんと、言葉では回答でない事がわかった。げげーん! リンゴなど、物を指す言葉は、そこで止まるが、 「... 続きをみる

  • 「虫眼とアニ眼」著者:養老 孟司、宮崎 駿

    私にとっては、心にささる言葉がたくさん。 ・宮崎さん: (全てでは無いが) この頃の若者は、 おそろしく やさしくて 傷つきやすくて おそろしく 不器用で グズで いい子なのだ。 ↓下に湯ばあばの絵があり、 「そんなもん誰も雇わないよ!」(このセリフでは無いかもだけど、こんな感じのセリフ。) ・両... 続きをみる

  • 「こころと人生 (創元こころ文庫)」著者:河合 隼雄

    子供、青年、中年、老年と各テーマで講演されています。 一通りの人生で当たる問題の予習ができる?かな。 >子供 子供の問題は、子供の問題では無く、その夫婦の問題だったりする。 「家族で問題があるから、ちょっと問題行動を起こすか・・・」と思って問題を起こしてないんだけれども、問題の起こし方が神がかって... 続きをみる

  • 「ママにはなれないパパ」著者:鈴木 おさむ

    妻はお笑い芸人の大島 美幸さん。 その間に産まれた子供との育児奮闘記。 自分の息子が他の子と比べて出来ない事に落胆した時の話。 鈴木さんのお姉さんは、障害を持つ次男さんがいる。 ある日「15歳でやっと一人でうんちが出来るようになった」とお姉さんから感激のLINEが入る。 障害のために、他の人と比べ... 続きをみる

  • 「カウンセリングを考える(下)(創元こころ文庫)」著者:河合 隼雄

    カウンセリング中の恋愛感情。 カウンセラー自信がそんなのになったら、自分自身で心を整理できるのは当たり前。 そんな華々しい事にはならず、深い転移が起こっている時は淡々とカウンセリングが進んでいく。 カウンセラーとは、 クライアントが深い海の中で溺れているのを、一緒になって同じ深度に行って、溺れてみ... 続きをみる

  • 「カウンセリングを考える(上)(創元こころ文庫)」著者:河合 隼雄

    四天王寺で行われたカウンセリング講座をまとめた本。 一般人向けに講義されているので、読み易い。 20年以上前の講座であるが、今でも読みごたえアリです。 創元こころ文庫版では、巻末に岩宮 恵子さんの解説があり、 岩宮さんの体験と、現状のネット問題の紹介などもあり、お得?です。 「日本の悪いところと西... 続きをみる

  • 「哲おじさんと学くん」著者:永井 均

    「<仏教3.0>を哲学する」を読んでから、こちらを読んでみました。 仏教の理論が、抜け出していない事が説明されていて納得。 学くんと哲おじさんの対話で進めれる。 タイトルの割に扱っている内容が難しい。 哲学は、感情的、情緒的におちいらずに考えを進める。 宗教的課題を、科学的に考えいく作業。 想念を... 続きをみる

  • 「〈仏教3.0〉を哲学する」&「生きる稽古 死ぬ稽古」

    「〈仏教3.0〉を哲学する」著者:藤田 一照、永井 均、山下 良道 >私が捉えた概要(間違ってるかもよ) 仏教1.0: 悟りがあると説明して、修行をするが、だんだん悟りに達するものが少なくなる。 仏教2.0: 悟りなんて、みんな知らない。形式だけの修行をみんな一生懸命やっている。 仏教3.0: そ... 続きをみる

  • 「大人になることのむずかしさ」著者:河合 隼雄

    <子どもとファンタジー>コレクションⅤ 親や先生に向けて、心理臨床家がケースを交えながら「青年から大人になることのむずかしさ」をまとめた本。 青年が起こす血なまぐさい事件なども「大人になる儀式の失敗では無いか?」と推測する。 (一応、全部が全部そうでは無いと言ったうえで。) 社会的、身体的に大人に... 続きをみる

  • 「かみさまは小学5年生」著者:すみれ

    なんかね~、手に取りづらかったのよ。 小学校の女の子の写真が表紙の本で、アラフォーのおじすんがねぇ~。 (昔「ママは小学5年生」ってアニメがあったな~。→ジェネレーション) でも、読んでみました。 もう、初めの作文から涙。(→ちょろい読者過ぎ。) 良かったっすわ~。 すみれさんは、あの世の記憶を持... 続きをみる

  • 「浄心への道順」著者:アルボムッレ・スマナサーラ、名越 康文

    変なタイトルつけちゃったね~。 (もうちょっとライトなタイトルなら、他の人も取り易いのに) 本の中での意味不明な各人の顔のドアップ写真、やめてほしい。 (スマナサーラさんと山川さんの対談でもそうだったな~。) ・・・と出版社はサンガ。 (それがおまえらのやり方か~!) 「はじめに」で名越さんが書い... 続きをみる

  • 「スサノオと行く瀬織津姫、謎解きの旅」著者:荒川 祐二

    この方の本は初めてでした。 瀬織津姫とタイトルながら、表紙は”ぼやけた男性”の絵、裏表紙はアニメ絵。 どんな本やねん! 読んだ後、面白い、感動した! 歴史ミステリー、旅行ミステリー、探偵もののゲームを読んでるみたい。 その場所へ行って、聞き込みとかね。 持統天皇の時代を知りたくなった。 神様が封印... 続きをみる

  • 「無宗教からの「歎異抄」読解」著者:阿満 利麿

    「南無阿弥陀仏」 阿弥陀さんが「私の名前を唱えなさい」と言われたので、唱える。 ・念仏を、自分で唱えるのでは無い。 ・善を行う、悪を行う、どちらも意識してやらなくてよい。 ・寺に寄付しなくても良い。 →ギブ アンド テイク、ポイント制、積み上げてどうなるというモノでは無い。 徹底的に自分で行う(自... 続きをみる

  • 「日本人のこころの言葉 鈴木大拙」著者:竹村 牧男 &「宇宙から"ホワイトマジック"を受け取る方法」著者:Momoyo

    ※考えの断片の覚え書き。 この本とこの本を並べるなんて、どんな食い合わせですかい! でも、結局のところ、 「雑念を払い、御仏の真理(宇宙のオーダー)に即して、自分、他人、世界、宇宙の為に生きましょう!」 てな所で、登り方は違うけど、登っている山は同じではないかい。 他、テレビやインターネットの情報... 続きをみる

  • 「整体から見る気と身体」著者:片山 洋次郎

    2006年出版? 野口整体の思想に影響を受けた著者。 片山さんの整体は、全体で見た時にどうか?を考える。 野口整体は「治療を捨てた」とあり、病気も悪い事では無く、結果としてバランスを取るための経過の一部であるとする。 12年経過しても、まだまだ部分的に治すことが主流だが、これから全体として視ていく... 続きをみる

  • 「心を空にする 中村天風「心身統一法」の真髄」著者:沢井 淳弘

    中村天風さんの濃縮伝記が面白い。 とりあえず、覚え書き。 >クンバハカ 1.肛門を閉める。 2.肩の力を抜く。 3.へその下に力を貯めるイメージ。 これだけ >天風流座禅 座禅は組まなくても良く、横になっても、イスに座っても、あぐらなど楽な姿勢で行う。 ただ、雑念を横に置いておく。 何回か行えば、... 続きをみる

  • 「ぼくの生物学講義」著者:日高 敏隆

    生物学の講義を収録した本。わかりやすくて、読み易いです。 現状の生物学、総ざらいみたいで良いです。 陰毛(いきなりかい)って、人間だけらしい。 猿には、全身毛だらけなのに、陰毛が無いそうだ。謎。 他、 ライオンや猫は、「オスが、前のオスとの間に出来た子供は殺してしまう」というのは有名だが、猿でもそ... 続きをみる

  • 「生物と無生物のあいだ」著者:福岡 伸一

    科学の歩みや、科学者の紹介、福岡さんの研究まで、小説を読んでいるかのように読める。引き込まれる。 ノーベル賞受賞者の中にも、「他の人のアイデアを盗んで」と言われてもおかしくないような事があり、熾烈な競争がある。 結構、不遇な科学者にズームが当たっており、福岡さんも光の見えない研究生活を送っていたか... 続きをみる

  • 「そういうふうにできている」著者:さくら ももこ

    さくらさんの妊娠から出産までのエッセイ。 今さらながら、読んでみた。 やはり、発想が面白い。 人間が産まれるってのは、特に感動も無く、たんたんとしている。 生きていると色々なせせこましい考えがくっついてきて、めんどくさくなるが、この本は初心に戻るような気持になる。 ヘタなスピ本や、ヘタな自己啓発本... 続きをみる

  • 「人生讃歌」著者:美輪 明宏、斎藤 孝

    お二人の対談というよりも、往復書簡みたいな感じの本。 お二人の化学反応がみられたか?と言うと・・・。 さまざまな本で言っている内容を要約した感じ。お二人の入門編にはピッタリ。 さて、心に残ったものは、 斎藤さんが、自分の好きなモノを男女に書いてもらったら、女性はたくさん書けるが、男性は「焼き肉」だ... 続きをみる

  • 「ブッダの夢」著者:河合 隼雄、中沢 新一

    ブッダの夢という訳では無い。心理臨床家と宗教学者が対談する本です。 この間、マインドフルネスの本で教える人が 前半は集中、後半にふわっーと全体性に任せる、みたいなのがセットである。 テレビで紹介されたとき、後半がカットされ、集中する事しか流されなかった。 と言っていた。 お二人の対談の最後の方でも... 続きをみる

  • 「「超能力」と「気」の謎に挑む」著者:天外 伺朗

    1993年、(2018年より)25年前の作品。 科学的な視点を外さずに「超能力」「気」を解説。 全然古く無い話。 むむっ、ってことは、25年前から進歩して無いって事か。 超能力、山羊(懐疑主義者)が多い場所だと発揮されない。 と言うか、懐疑主義者は「超能力は無い」という否定の超能力で、超能力を打ち... 続きをみる

  • 「正しい恨みの晴らし方」著者:中野 信子、澤田 匡人

    晴らし方が書いてあるわけでは無かった。がっくり。 だけど、「こんな恨み、羨み、妬みの感情があるなんて、なんて私は罪深いんでしょう」と思わなくてイインデス! 心理学、脳科学で上記感情は基本的な機能らしい。 上記感情を、見ないとか、制限とか、抑圧とかすると、どっかで投影が起こって、怒らんでも良い人に対... 続きをみる

  • 「孫正義の参謀」著者:嶋 聡

    分厚い本なので飽きるかな~と思ったら、歴史小説を読んでいるようで面白い。 孫さんのファンになる。 東北大震災で政府の支援が遅く、孫さんが副大臣に「バカ」を3回。 色々なプロジェクトがうまく行きそうなところで、政権交代だったり、国交が悪化したり、うまくいかない。 既得権益を崩すのは難しい。 一緒に時... 続きをみる

  • 「人生をあきらめないための18の方法 ティム・ガンのゴールデンルール」著者:ティム・ガン

    ファッションコンサルタントのティム・ガンさんの本。 アメリカで、何か「ファッションデザイナーの卵」が服を決められた日にちで作る番組が当たって有名人になったらしい。 ファッションなんて、全然ワタスには関係無いな~。 アメリカのセレブのダメ人間のエピソードが紹介され、そこから教訓など出している。 当た... 続きをみる

  • 「乙女の読書道」著者:池澤 春菜

    オトメのドクショドウだと!! 表紙の写真には、たくさんの本が詰まった本棚を背に、清楚な乙女が本を広げている。 オジサンに取っては、乙女成分ゼロなので、さて、どんな読書道かしら? パラっとめくると「父と娘の対談」なんかもあって、これはスゴイと思って読んでみた。 うーん、「乙女」というより「翻訳ものS... 続きをみる

  • 「「ない仕事」の作り方」著者:みうら じゅん

    ゆるキャラ、とんまつり、般若心経を路上の看板などの写真でつなげる。 などなど、(知らないのもあるけれど)自分で仕掛けて世に広めた著者さんの手の内を明かした本。 内容は、男性向けかな。 自分で「自己洗脳」、自分で自分に火をつける。 気になるものは量を集め、熟成させ、いい具合になった所で提供する。 一... 続きをみる

  • 「人間はいろいろな問題についてどう考えていけば良いのか」著者:森 博嗣

    抽象的に考えれば、良いんじゃないかい。という提案。 でも、抽象的に考えるなんて、教えられるものでは無い。と断言。 抽象的に対して、具体的に考える事の弊害が本の中で色々と語られている。 自殺というのも、ある一面では具体的に考え過ぎてしまった結果ではないだろうか?と。 原発の問題で、森さんは別に賛成し... 続きをみる

  • 「ニジノ絵本屋さんの本」著者:いしい あや(文)、小林 柚季(絵)

    1.5坪の絵本屋さんを軽い副業から、がっつり本業にし、絵本出版、絵本と音楽でパフォーマンスなど、新たな企画を生み出し続ける体験記。 本屋さんや、絵本作家さんの現状を知っていたり、変な知識があったりしたら、チャレンジに尻込みするかも? 「あまり知らない方が、うまくいく」「失敗と思ったら、別の方法を試... 続きをみる

  • 「NHK100分de名著ブックス 兼好法師 徒然草」著者:荻野 文子

    学生時代に教科書で読んだけど、内容は忘れていた。 読んでみると、私の考えの根底がほとんど徒然草の内容だったので、びっくり。 私の80%は徒然草で出来ています。 兼好さんの立場も紹介されていて、なんでもかんでも中途半端な位置におられて、世渡りが大変。 日の当たる場所には行けないけれど、気持ちは上から... 続きをみる

  • 「人生の道しるべ」著者:宮本 輝、吉本 ばなな

    宮本さん、若い頃にパニック障害になり、 知人の医者に言わせると、パニック障害→うつ病にシフトし、自殺。ぐらいな感じだったらしい。 パニック障害になった時に「じゃあ、小説家になろう」と小説家になった。 いやいや、小説家になろうで、小説家になれてしまうトコロが…。 何か確信があったのか? 読後は、宮本... 続きをみる

  • 「人間は考えるFになる」著者:森 博嗣、土屋 賢二

    森さんは柳沢教授と、ある本(忘れた)でマンガに書かれていて羨ましい。 土屋さんのエッセイは、面白いと思う人と、「グダグダと理屈で嫌」と思う人と別れるかな。私は面白いと思う方。 土屋さんって不思議な人。アナドられてる一休さん、毒の無い老子みたいな人。 土屋さんが「いかにラクして儲けられるか?」を森さ... 続きをみる

  • 「幻想神空海」著者:夢枕 獏

    小説では無いです。 前半は、夢枕さんが小説を色々書くにあたり、どのようなアイデアがあって、どう話をふくらませるかみたいな雑記。 後半は、高野山のお坊さんと空海について対談。 小説家さんのアイデアノートの一旦が垣間見えたようで面白い。 後半の対談で心に残ったのが、 ブッダさんの「殺すなかれ」の話。こ... 続きをみる

  • 「迷いと確信」著者:山折 哲雄、アルボムッレ・スマナサーラ

    仏教についての対談。 最後までお二人の話が噛み合わず、読んでいて気持ち悪かった。 知識の大家、本物に破れる。 よく山折さんサイドが、本の出版をOKしたな~。 山折さんの知識が全て、スマナサーラさんに否定され、 「言葉に捕らわれています。」 「日本語の誤訳でそういう意味ではありません。」 「南伝と北... 続きをみる

  • 「寄る辺なき時代の希望」著者:田口 ランディ

    うーむ。読んで良かったです。 「人は死ぬのになぜ生きる?」と読者からの感想から始まった旅である。 認知症、精神病、原発(東北の地震の前、東海村JCO臨界事故の話)、水俣病。 田口さんが、それぞれの近くに行ったり、当事者や被害を受けている方へ会いに行ったり、そこから感じた事を書いている。 いや何か、... 続きをみる

  • 「NHK100分de名著ブックス 小泉八雲 日本の面影」著者:池田 雅之

    小泉さんと言えば「怪談」! ぼやっーとした記憶だと「日本が好きな外国人」ぐらい。 小泉八雲さん、結構、すごい人生を歩まれていた。 子供の頃、母親と別れる。 大人になってからは、叔母の遺産がだまし取られ、手に入れられず。 食堂を開店するも、資産を持ち逃げされて閉店。 新聞記者として雇われて、日本に。... 続きをみる

  • 「NHK100分de名著ブックス 鴨長明 方丈記」著者:小林 一彦

    学生時代は、タイトルと著者名だけをテストのために覚えているだけだった。 この本で、すっかり鴨長明さんが好きになった。 この人、ホームレスに近かった、いや、家はあったから引きこもりか。 詩や琵琶はプロ級だったから、売り込めばどっかしら雇ってもらえたと思うけど、何でか引きこもりに。 地震、津波、竜巻、... 続きをみる

  • 「どうせ死ぬのになぜ生きるのか」著者:名越 康文

    ちょうど、田口 ランディさんの 「寄る辺なき時代の希望 - 人は死ぬのになぜ生きるのか」 の本の冒頭に同じ質問が有り「自分で考えてみよう」と本を読まずに来た。 2、3日考えていたが、 子供、若者、老人、貧乏、金持ち、子持ち、男性、女性などなど人によって、ぴったり来る答えは違うだろうな~ってな感じで... 続きをみる

  • 「「あの世」の準備、できていますか?」著者:矢作 直樹、田口 ランディ

    死ぬまでの病気での病院や、自宅療養などなど主な対談。 矢作さんはお医者さんだけど、田口さんもいろいろな死に立ち会われている。 印象に残った話。 田口さんがお嫁にいった先、夫、義父、義母は宗教に入っている。 田口さんの実家の家族がお亡くなりになって、仏壇を引き取らなければならなくなった。 仏壇を嫁ぎ... 続きをみる

  • 「ゆたかな人生が始まるシンプルリスト」著者:ドミニック・ローホー

    どんな豊かな人生が始まちゃうのかしら~。 なんて、ルンルン気分で本を開いたら、単に色んなリストを作りましょう! っていう本だった。がっくり。 色々書き出せば、自分を客観視できてイイ感じになれる話は、もう知ってますけど~。 と言いつつ、自分でやらんのよね~。 講座とか、人から教えられれば、やるんだけ... 続きをみる

  • 「サワコの朝」著者:阿川 佐和子

    サワコの朝という番組が本になった。 土曜日の朝7時半から、やっているのは知っていたが、100%寝てるわ~。 この本の時には、200人と対談した後で、7人が選ばれている。 どの方もスゴイ方。 でも、失敗した回とか、あんまり有名じゃ無い方とかも入れて良かったのでは?と思う。 でも、有名な方としか対談し... 続きをみる

  • 「聞く力 心をひらく35のヒント 」著者:阿川 佐和子

    今さら感がありますが。 男が書いたハウツー本みたいだったら、あんまり身につかないんだよな~、と思ったら、 エピソードが多くて、ハウツーは少なし。 ほとんどエッセイみたいで面白く読めました。 阿川流対談術の初歩がわかる。 今でこそ対談上手と思われているが、 始めは上司や出版社から依頼されて、不安いっ... 続きをみる

  • 「一〇三歳になってわかったこと」著者:篠田 桃紅

    年齢を重ねる効用ってやつを、何か記事にしようかと思っていたら、もう、この本が最強でした。 今、何かで悩んでいる方は、遠くが見渡せる参考になるかと。 年齢を重ねるのを、山登りに例えていた。 老いにより、動ける範囲が少なるなるが、遠くまで見通せるようになる。 山登り…確かに。 山の麓では、動ける範囲が... 続きをみる

  • 「私が語り伝えたかったこと」著者:河合 隼雄

    題名からすると、そういう本なのかと思ったら、 色んな所、色んな時にインタビューや話した内容を集めた本。 バラエティパックと言えば聞こえは良いが、断片的な寄せ集めかな。 でも、面白いです。 無意識って、何なんだろう? その人が立ち直っていく過程で、夢から予想が得られたりする。 意識的な自分では無い、... 続きをみる

  • 「笑って、泣いて、考えて。 永六輔の尽きない話」著者:さだ まさし

    永さんって、スゴイ人! どういう方なのか、全然知りませんでいた。 昭和生まれの人は、読んでおいても損は無い! 平成生まれの人は、あんまり出てくる名前にピンと来ないかな~。

  • 「立花隆の宇宙教室」著者:立花 隆、岩田 陽子

    いや~、もったいない。 1.立花さんと科学者の方の対談。 2.子供たちに半年間の授業、宇宙に関する事と、最終的に立花さんと討論まで目標。 主に上記の内容ですが、2を詳細に知りたかった~。 ページが少ない。 半年間の授業で、岩田さんがコーディネータとして奮闘。 目標があやふやなまま出発したスタッフ、... 続きをみる

  • 「沙門空海唐の国にて鬼と宴す」著者:夢枕 獏

    巻の三にて、仏教の「空」について空海さんが言っていたのが印象に残った。 空海「逸勢が夕日を見て美しいと思う、それが”空(くう)”だ。 逸勢だけでも、夕日だけでも、成り立たない。」 (ちょっと、うろ覚えだけど。) 色即是空、空即是色 色=形、空=無い、なんて駐車場の空とイメージがダブってた。 形ある... 続きをみる

  • 「生きるってなんやろか?」著者:石黒 浩、鷲田 清一

    アンドロイド研究の科学者:石黒さんと、臨床哲学:鷲田さんの対談。 この本では「他者がいるからこそ、自分というものが浮き彫りになる」という話。 「自分とは何か?」とは、自分では答えが出ない。 だから、他人と関わったり、関わらなかったり、ぶつかっていきなはれ。 と、若者を応援する。 個人的な意見だが ... 続きをみる

  • 「運命を拓く」著者:中村 天風

    天風会員さん達しか聞けない内容が本になったのかな。 内容が聞けるのは、ありがたいです。 お釈迦様が最初に説いた内容と同じやね~、いやいや、別に類似を見つけたい訳では無く、「人間としての良い生き方」ってのはシンプルに同じなんだな~という事です。 それはそれとして、壮絶な人生を歩まれた中村さんが説くか... 続きをみる

  • 「新 新装版 トポスの知 〔箱庭療法〕の世界」著者:河合 隼雄、中村 雄二郎

    哲学者と心理療法家の対談。 悩みが解決する方法って、 その悩みが客観視できるようになれば、かなり解決に近づけるのでは、と思う。 そこらへん箱庭だと、自分の心情が表現されるので、癒しにつながるのかな~。 河合さんが箱庭療法を日本に持ってきた時「これは科学では無い。」と言ってきた。 箱庭の中にカメが出... 続きをみる

  • 「子ども力がいっぱい」著者:河合 隼雄、他

    子供との対談では無く、有名な方々の子供時代や過去を振り返っての河合さんとの対談。 指揮者の佐渡さん、宇宙飛行士の毛利さんなどなど。 6人~8人兄弟姉妹が当たり前な「ザ・昭和」な子供時代な方々ばかりなので、 現代の核家族時代の方の対談は無い。 心に残ったのは、 指揮者の佐渡さんのお話。 とある学校で... 続きをみる

  • 「劇的クリエイティブ講座」著者:たくさん

    ペンギンが興奮して羽をパタパタするくらい、 小躍りしたくなるような面白い本。 小説家、テレビプロデューサー、映画監督などクリエイターさん達が、 人に向けて講座していた内容をまとめた本。 この本の中で狙って成功した人って一人ぐらいかな。 他の皆さんは、なんだかわからないけど売れてしまった感がある。 ... 続きをみる

  • 「超バカの壁」著者:養老 孟司

    今回は「うん?」と首をヒネる内容もあったけど、最後まで読むと、それはそれで良いと思う。 心に残ったのは、 「あ~なればこうなる」式で考え過ぎてないか? だいたい、この世は「あ~なればこうなる」式にはいかない。 科学でも数学でも、理論通りにはいきませんよ!とわかっているのに、 まだまだ頭でやろうとし... 続きをみる

  • 「14歳からの哲学 考えるための教科書」著者:池田 晶子

    池田さんの本を読むと、毎回リセットされる感、原点に戻る感がある。 14歳から、なんて書いておきながら本気です。 基本の基本から押さえて、考えを進める。 考えることが、ぐるぐるで、面白いのか、苦行なのかよくわからない。 答えなんて、あるもので無く、考え続けていく。 もう、新作のエッセイが読めないのが... 続きをみる

  • 「六つの星星」著者:川上 未映子

    川上さんの対談集。 心理学者の方と話している時、 川上さんのお母さんは、 無私、善意の方で、子供のために働きづめだったそうです。 そうなると、子供として、 「22歳でこんな贅沢して、母が22歳の時は、あんなに働いていたのに」 と思って、贅沢ができない。 母娘の間は、難しい。 昔読んだ心理学の本でも... 続きをみる

  • 「こころのチキンスープ 愛の奇跡の物語」著者:ジャック・キャンフィールド、マーク・V・ハンセン

    元気になります。 これは、中学校か高校の教科書にしてほしいくらい。 社会に出てから、挫折、失敗などしたとき、参考になる。 アマゾンで見たら、8まで出てる! さすがに、そんなに読めないか?

  • 「たましいのふたりごと」著者:川上 未映子、穂村 弘

    川上さんの「りぼんにお願い」の本に惹かれたが、オヤジが読むのもハードル高し、 他の本から始めてみようと思い、この本を取った。 喫茶店でお二人が話しているのを、横で聞いてるような臨場感がある。 多いに笑ってしまう。 結構、穂村さんとオイラが近い思考で、「そうそう」と読みながら相づち。 川上さんは、女... 続きをみる

  • 「日本を、信じる」著者:瀬戸内 寂聴、ドナルド・キーン

    東北大震災に続くメルトダウンで、日本から逃げ出す外国人が多い中で、 日本に帰化を決めたドナルド・キーンさんと瀬戸内寂聴さんの対談。 復興と言っても、どうすれば「復興」と言えるのか? ちょっと考えてしまう。 東北大震災の被災された方々へ、キーンさん、寂聴さん共に援助しているが、 被災された方々は「他... 続きをみる

  • 「死の壁」著者:養老 孟司

    今回は、死について養老さんが思った事をお話されたようです。 解剖の仕事をしていた時に、献体を引き取りに行った時の話。 棺桶を運ぶわけだが、 廊下が狭く、ドアが外開きなので、住人が慌ててドアを閉める場面だったり、 階段も狭いので、エレベーターに棺桶を縦にして運んだり、 人が死んだ時が想定されていない... 続きをみる

  • 「生きるとは、自分の物語をつくること」著者:小川 洋子、河合 隼雄

    「博士の愛した数式」の著者:小川さんと、臨床心理学者:河合さんとの対談本である。 河合さんがお亡くなりになったので、対談は途中まで。 河合さんの本は、ちょこちょこ読んでいて、 対面すれば、たちどころに”こちらの正体”がバレてしまいそうな、 神か、魔王か、スゴイものがありそうだと思っていた。 もう、... 続きをみる

  • 「結果を出すリーダーが知っている歴史人物の知恵」著者:NHK「先人たちの底力 知恵泉」番組制作班

    失敗と成功の宝庫の本。 何か人間関係や仕事で悩んだ時、この本をぱらぱらと読むとヒントが見つかるかも。 印象に残ったのは、 水泳の北島選手のコーチの話。 まだ、北島選手が無名だったころ、コーチになったのだが、コーチの周りの人達は、「何であんな選手をコーチするの?」みたいな感じだったらしい。 コーチと... 続きをみる

  • 「バカの壁」著者:養老 孟司

    まあ、今更感が無きにしもあらず。だが、面白い。 今現在、養老さんが書いているように「脳(意識)で何でも制御できる」と言う世界は加速しているように思う。 仮想通貨などになったら、ますます脳化社会みたいになりそう。 でも、 山の木を刈り取れば、杉ばかりを植え、花粉症に。 東北大震災では、津波により、メ... 続きをみる

  • 「経済ってそういうことだったのか会議」著者:佐藤 雅彦、竹中 平蔵

    バザールでござーる、ドンタコス、ピタゴラスイッチなど手掛けた佐藤さんが、竹中さんに経済の質問、対談の本。 今、NHKで又吉さんがやっているオイコノミアの内容の前を走っていたんだな~。 時代が経っても、古さを感じさせない内容なのは「経済って結局いつまでも、万能な解決策が無い」ということかしら。 佐藤... 続きをみる

  • 「理系に学ぶ。」著者:川村 元気

    「あの元格闘家の人が、養老さんと対談している!」と変な興味があったが、須藤元気さんと間違えてた。 川村元気さんは「モテキ」などの映画監督さんでそうで。 (テレビ東京で「モテキ」推してたな~。) 対談のやりとりが面白い。 また、一流の理系の方々の仕事の超入門として、ちょっと「お仕事拝見!」みたいで良... 続きをみる