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「知らずに他人を傷つける人たち (ワニ文庫)」著者:香山 リカ

2007年に出版されたものを2014年に文庫化。
モラル・ハラスメントについて、職場、夫婦、ママ友など事例を挙げる。


”30代うつ”(2007年頃の話)で休職した社員から、その職場のメンバーに負荷がかかり”2次うつ”の人が出てしまう事例。
「その人の成長のためだ」という(これはパワハラか?)ハラスメント。
逆に、部下が上司に対して、他の部署まで行って「自分はパワハラ被害者だ」と噂を流す事例。
などなど。
いつ、被害者や加害者になっているか、恐ろしい話。
被害者、加害者が歯車の様にカチッと合った時に発生する、との例えは、ちょっと納得。


他、
会社で「ちょっとでもおかしいなと感じたら休め」という訓示を垂れていたのを、
「ちょっとでもおかしく感じても会社へ来い」というスパルタに戻した例も紹介。


原因として、
日本的なハラスメントは、”コミュニケーション能力の低さ”を挙げている。
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ここからは個人の感想。
スパルタ、ゆとり、成果主義、年功序列、並列、権威など、どの世代が多いか?というのが会社の風土に色濃くでるのか、それとも、社長次第で会社の風土が形成されるのか、これはどっちだろう。


この間テレビで、とあるサッカーの強豪高校が、今は上下関係無く、皆「~くん」とジャニーズのように呼び合い、練習は2時間、週1は必ず休む、と紹介していた。
この世代が社会の一員になった時も、一波乱起きそう?

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