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「明恵 夢を生きる(講談社+α文庫)」著者:河合 隼雄

明恵さんというお坊さんが夢の記録を残していたので、そこから夢分析を行ったものを本にした。
明恵さんは、法然さん、親鸞さんと同じぐらいの時代の人。


本の内容は、ランクが2ランクぐらい高すぎた。
もうちょっと、夢分析の本とかを読んでからの方が良かったな。
4~5日ぐらいかかったが、読む途中で眠りの世界へ何度か。


夢分析するにあたり、その人の置かれている状況、性格など情報を色々知った上で分析しないと、夢だけでの分析は「単なる夢占い」になってしまう。


明恵さんの場合、明恵さんの人物伝、その時の歴史など参考に夢分析されたそうです。


明恵さんがこんな状況に置かれていたので、こんな夢を見たのでは?と分析に、なるほど、なるほど・・・ZZZ、となる。


印象に残ったのは、
明恵さんが、日本の仏教や、お坊さん達に対して、かなり幻滅しており、「わし、インドで、本当の仏教を勉強してくる!」とインドに行こうとする。
「インドに行くな」的な夢を2度見て、かつ、弟子達にも止められたので、インドには行かなかった。
この時、インドでは、イスラム系の人達が幅をきかせて、仏教はほぼ無くなっていたそうです。
なので、明恵さんがインドに行ってたら、仏教に出会えなかった。
ユングの言う共時性が起こっている。
ふぇー、虫の知らせってやつかね。

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