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「テーラワーダと禅」著者:アルボムッレ・スマナサーラ、藤田 一照

一照さんの”あとがき”にも書いてあるが、一照さんがスマナサーラさんにテーラワーダ仏教について質問が主な対談。
仏教の理解について、ボタンのかけ間違いを正していくような感じの対談。


仏教は「宗派を作った時点で、仏教では無い。」
色々な宗教の教祖さんは、実際、ソクラテスみたいな弟子たちに考える方法を教えたかったんではないかと思う。(まあ教祖になりたい人もいただろうが)
ブッダさんは「こう考えれば良いですよ」と言ったが、それは、本当にそうかな?と考えた上で受け入れるか、受け入れないか、選択できたと思う。


他、
仏教(禅?)の例えで「月をさす指の”指の方”を見ている。みんな月に行かねばならないのに。」というのがある。
月が”悟り”で、教えや経典、禅の形にこだわる などの”指”ばかり見てないかい?という話。


とある先生が生徒に、それを教えている場面に出くわしたスマナサーラさんが、心の中で「先生も指の方を見てますね」と。
そして、もしも月があるのなら、ロケットでもなんでも作って、月を体験させてあげればいいじゃないですか。と続ける。
裏を返せば、その月を体験させる方法は、テーラワーダ仏教にはある!という事ですね。
そこらへんが書けちゃうところがスゴイ!


テーラワーダ仏教、「する仏教」、知識だけでなく、実践も。

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