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「医者が癌にかかったとき」著者:竹中 文良

著者さんは外科医で、癌になり、癌を切除し治った方。
御自身の話はそこそこ、癌で亡くなった医者達の外科医として関わったエピソード、内戦後のボランティアで医師として行ったエピソード、一般の方々のエピソードなど、多数のエピソードが収められている。


泣けます。


当時は、患者に癌の告知がタブーだった時代。
うすうす自分が癌だと気づいていても、見舞いの人達へは「~~炎だ」と気丈にふるまい、逝った医師。
その病院の医者であるため、自分の診断を盗み見して癌だと知り「おまえ、だましたな!」と著者さんに迫った医師。


本当に死ぬかもしれない病気にかかった時、素のところが出て来て考えさせられる。
自分はどのような行動を取るだろうか?


他、
内戦後の行った国で「生きる手術よりも、死を選んだ青年」、貧しい家族の負担になるより、自然に返る道を選んだ。
延命治療、家で看取るエピソードなどなど。


自分が、家族が、そのような状態に置かれた時、どのような選択が良いのか?
正しい答えは無いし、苦悩して決断しても後悔されている御家族が多い。


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以下、関連してマンガでの癌闘病エッセイもおススメしたい!
「元気になるシカ! アラフォーひとり暮らし、告知されました」著者:藤河 るり
「元気になるシカ!2 ひとり暮らし闘病中、仕事復帰しました」著者:藤河 るり

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