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「魂にメスはいらない」著者:河合 隼雄、谷川 俊太郎

ドラマのタイトルになりそうな題名。対談では無いです。
谷川さんから質問し、河合さんが解説、教えていく流れ。
読み易いです。


河合さんが習得した心理学が広く深く講義されるので、これをまず一番最初に読んでおきたかった。
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「ファイナルワード」
愛、やさしさ、実存。
河合さんは、上記の言葉をなるべく使わないようにしているそうだ。
説明した気になれる言葉やね。
なんか、これ言っちゃうと、オールマイティ、まさに最後の言葉というニュアンス。


ファイナルワードありますね。
医者が「ストレスですね」という説明。「その診断、意味無いじゃん」って感じなんですけど。


ビジネスでも、ファイナルワードじゃないが、
「モチベーション」、今は「パワハラ」「イノベーション」ね。
何だろう、どこかの評論家が、こういう用語を輸入してくるのかな?
もう、横文字いらんわ! 日本語にちゃんと訳せ! と声を大にして言いたい。


こんな時、タモリさんの名言を思い出す。
「難しい事を、難しいまま言うヤツ。 ・・・あれ、馬鹿だよね。」と。


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「元型」
グレートマザー、シャドーなどユング心理学で元型として説明されるが、無意識の中なので定義づけがあいまいなままである。
無意識の中だからこそ、と言い直しても良いかも。


なので、がちがちの理論派からは「いつも言ってる事が違う!」と批判されるそうだ。


谷川さんから、
「青は外国では性的なモノの色として認識される時がある。日本では青はすがすがしいとかだが、国によってイメージが異なるという事があるのでは?」と質問される。
河合さん「確かに、国によって違うことはありますが、個人個人によって異なります。」
と、国で分けるより、個人個人で異なるという認識が必要であると説く。


「元型辞典」なんて参考になるかもしれないけど、個人個人に即した考えをしないと合わないってことやね~。

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