ミケハのブログ

日常の事など覚書。

★募集中★

サイドバー[カテゴリー・タグ]より、
ガイド拝見→[募集]ガイド拝見

「診療室にきた赤ずきん 物語療法の世界(新潮文庫)」著者:大平 健

面白い!
精神科医の著者さんが出会ってきた患者さん達に、
「あなたの生き方は、この昔話の様ですね」なんていうと、「そうかもしれません」なんて返す。
そこから、その昔話が自分を映す鏡のように、客観的に自分が観察できて、生きるヒントになっていく。


もちろん、著者さんのカウンセリングと薬によって治るのが大半ではないかと思うが、昔話の効用というか物語の効用ってスゴイねぇ。
河合隼雄さんが言っていた事の実際の事例集みたいな感じ。


南辛坊さんの解説も面白く、自分の人生に合う昔話って何じゃろな?と探したくなる。
味わい深い本。

×

非ログインユーザーとして返信する