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「人は変われる [大人のこころ]のターニングポイント(ちくま文庫)」著者:高橋 和己

そういえばこんな言葉を思い出す。
「変えられるモノは変えられる勇気を、変えられないモノは受け入れる勇気をお与えください」
ニュアンスは違うかもしれないが、おおむねこんな感じ。


精神科医として多くの患者さんの快方を診てきた著者さんが「人が変わるのは3つの事があるようだ」と示した本。
患者さんの事例もあり、興味深い。


さて人が変わる3つの事とは、
・自分を客観的に見る。
あたかも、「冷静な自分」が観客席に座って、渦中にいる自分の映画を見るような感じ。
そこには、後悔や反省などの感情は無い。
よく、スピ本でも言われる事だが、精神治療にも効くのだな。


・絶望する。
絶望して自分の運命を受け入れる。
そういえば、スピ本でサレンダー(降参)という本も出ていたな。


・純粋性を発揮する。
太陽の光、樹木の緑が美しいなど、感動・感謝する心。
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なんだかスピ本で出てくる要因ばかりやーん。だから、どうしたというのは無いけど。
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他、
本の中で一例であるのが「反省しなくなったアルコール依存者は治癒する」という言葉が述べられていた。
あれれ、反省とか後悔とかって、自分を振り返っているのでいいのでは?と思うが、この自己否定というか、自己憐憫がクセモノらしい。


アルコールをまじめにやめると宣言する。→やっぱり飲んじゃう。→とても後悔する。→初めに戻る。
というのを繰り返す。
そこで、アルコール依存症の方が、著者さんのカウンセリングを受け「もうアルコールを飲んじゃうのは運命なんだ」と受け入れると不思議に禁酒が出来てしまった。
ふっしぎ~。
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大人で変わりたい人は読むと参考になりますヨ。

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