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「えほんのせかい こどものせかい(文春文庫)」著者:松岡 享子

子供の絵本を読み聞かせたい人、絵本作家になりたい人、必読!
子供の世界は大人が考えているようなモノと異なると、つくづくわかりました。


本の前半は、長年の子供への読み聞かせや、お母さん方から読み聞かせについて聞いた話についてなどのエッセイ。
後半は、絵本の読み聞かせ方法や、子供のグループへの読み聞かせについての指南。
後半は関係無い人でも、前半のエッセイが暖かくて素敵です。


>絵本の表現でへぇーと思った解説。
例えば、
トラが出て来て、森一番に恐れられている事を表現したいとき、
「トラが出てくると、森のみんなはいちもくさんに隠れてしまいました」という表現の方が子供に響く。


これを「トラは森で一番おそれられていました」や、トラ自身が「おれは一番に恐れられてるぞー」なんてセリフを言わせるのは、子供に響かない。
あー、あるある、NHKでたまに見る子供の絵本の読み聞かせ番組に、動物自身がセリフで自分を説明しちゃうヤツ。
著者さんが長年の読み聞かせで、子供の反応でわかったんだろうな~。

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