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「自殺と魂(ユング心理学選書(4))」著者:ジェームス・ヒルマン

ちょっと期待と違っていたので、がっかり。
どれほど、自殺から魂へ迫っていくのかな~、と思ったけれど、
「臨床心理士(カウンセラー)がクライアントの自殺願望に対しての心構え」と言った感じ本。


やっぱり外国圏なのでキリスト教の比重が大きい。
用語の食い違いについて論じた章もあり、あんまり興味ないので読み飛ばし。


臨床心理士がクライアントに、肉体的な死を起こさせずに、象徴的な死をどのように共に乗り越えていくか?
ひとつに「秘密の同盟」という関係だそうだ。
秘密を共有している同士として「あなたが私をわかっているから自殺しない」と安全ネットを張る。
臨床心理士は、常にクライアントと共に居る。
片足を無意識に、片足を日常生活に。


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>象徴的な死
例えば成長、子供時代は親の言う事を聞いていれば良かったが、
自我の芽生えにより「親の言う事を聞く自分」を殺し、新たな自分を創造していく。


過去に囚われ、過去に執着、新しい自分にもならなければならない、
引き裂かれた自己、本当にせっぱ詰まって自分を殺すトコロまで行きついてしまう。


動物のように記憶している期間が短ければ、こんな問題は起きないのでは?と思った。
人間が記憶し過ぎてしまう結果、究極に突き詰めてしまうのかしらね~。
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>無意識からの呼び声、または、無意識からの招待状。
心の問題全般ってヤツは、無意識へアクセスするための入り口なのかもしれない。


周りからは「そんなの全然問題じゃないよ」と言われるかもしれないが、
そんな問題が、その人自身の個人的な無意識への招待状なのである。
(私個人が、かってに思ってるだけです。)

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