「グループでもできるビブリオトーク」著者:笹倉 剛
何か、こう、本の紹介的なモノを書いているので、参考になればと思い読んでみた。
(というか、自分の覚え書きだから、主観バリバリでいんじゃない?と、ツッコミ)
小学校、中学校の先生や、イベントをしてみたい司書向けの本。
著者さんいわく、ビブリオバトルではパフォーマンス色が強いため、本と聴衆をツナグような感じでビブリオトークとしたらしい。
うむむ、単なる「グループで行う本の紹介大会」でないのかい? 横文字にする必要あるん?
本筋に戻る。
グループで本を紹介することにより、紹介方法がかなり広がる。
例えば、聞き手と語り手、対談、進行役と朗読役とパネルめくり役、漫談など、これは1人でやるより、面白くなりそう。
で、大学で行ったビブリオトーク2回が、実際行われた内容の文字起こしで記載されている。
ここは、同じ形式のビブリオトーク2回はいらなかったかな~。
ビブリオトークは1回(もしくはいらないかも)で、後は色々な紹介方法を実際行った例を載せて欲しかった。
また、教職を目指している学科でビブリオトークを実施したので、教職に役立ちそうな本、教員になったら子供たちに読ませたい本みたいな偏りがあって、1回目は興味深かったが、2回目はさすがに飽きた(笑)
後は、小学生に実施した例も載っていたが、一つの本が決まっており、ビブリオトークの派生版みたいな感じだった。
実際、自由にビブリオトークさせてみたら、子供たちがどんな本を選ぶのか?なんて、参考例が取れたのに、もったいない。
ソンナトコロ。