「人生の目的 (幻冬舎文庫)」著者:五木 寛之
これを読めば「人生の目的がわかる」という訳ではありません。もちろん(笑)
五木さんのお父様の話は、前回の「大河の一滴」にもあったけど、何回読んでも「人生のいかんともしがたさ」を考えさせられる。
驕る平家は久しからず。
なんだけど、驕ってない人達、ちゃんと生きてきた人達、悪い事をしていない人達でも「人生の悲劇」に投げ込まれる。
人生のやるせない理不尽さ。
他、親鸞さんの事。
「悪人正機」説、面と向かって口伝でなければ本当の真意は伝わらない。面授(めんじゅ)というらしい。
相当、間違って解釈されている。
本や動画、Webなどで知識を吸収するのも、どうやっても越えられない限界があるんだな~、なんて思った。