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「ミュンヘンの小学生 娘が学んだシュタイナー学校」著者:子安 美知子

シュタイナー学校に関わった者は、みな、そのトリコになる。
自分が子供だったら入りたい! いや、大人の今でも入りたい!


普通の学校が、突然木を植えて収穫を急ぐのに対して、
シュタイナー学校は、土を入念に耕し大木に育つ土台を作る感じ。


わからない人は「あそこはバカが行く学校だ」なんて言うけれど、
シュタイナー学校から、途中で普通学校へ編入した子供は、ずっと主席で過ごした前例もあるそうだ。


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シュタイナー学校の授業は、体、歌、リズム、色、絵(イメージ)など、五感全体を使って学ぶ。


東大生のノートの取り方が一時期話題になった。
授業中、先生の雑談まで、何でもノートに取る。
また、色とりどりのペンでノートも取っていたかな(うろ覚え)?


例えば、記憶という地下水があった場合、
普通の人は「ノートに書く」というパイプのみで水を上げるが、
東大生は「ノートに書く」「先生の雑談」「色」などなど、記憶にアクセスするパイプを何本も作る。


シュタイナー学校の授業と東大生のノートの取り方、とても似ていると思った。


また、NLPという方法があり、人間というのはインプットとアウトプットで得意な方法が異なる。
シュタイナー学校の授業は、NLPで言われているすべてのインプットを網羅する方法だと思う。


科学が、やっと「シュタイナー学校の授業の方法が有効である」と追いついてきた感じがする。
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シュタイナー学校は、「万人のための学校」である。


>シュタイナー教育のことば
戦争や救貧が人間をよくすることはありえない。
だが、経済の高度成長や、富もまた人間をよくしえない。
道徳的な御題目は、どこから来るものであっても、けっして人間を良くしない。


かー、しびれるねー!
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この本が文庫化とか、再出版とかされるならば、
娘さんがシュタイナー学校中にどのように感じていたか、
その後の日本での勉強などは、どうだったのか?
なんて所を収録してほしいなー。

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