ミケハのブログ

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「バカなおとなにならない脳(よりみちパン!セ)」著者:養老 孟司

小学生から高校生まで、たまに大人の質問に対して養老さんが答えたものを集めた本。
昭和前半ぐらいなら、孫の質問におじいさんが答えるみたいな状況はあったが、今の時代におじいさんが答えるような事が無くなったがゆえに、皆のおじいさんみたいな感じで養老さんが出てきたのかな?


この本によると、日本でいじめが一番ひどかったのは捕虜収容所だそうだ。
学校と塾と自宅のルーティン、遊ぶのはゲームでボタンを押せば決められた反応が返ってくる。
社会に出れば、「学校と塾」のセットが「会社」に変わるだけである。
現代の状況は捕虜収容所と変わらないな~。

スープチャーハン(いち「一陽軒」 横浜 川和町)

#個人の感想です。
神奈川県の横浜、市営地下鉄グリーンライン「川和町駅」徒歩5分。
もう期間は終わったが、横浜では「ガチチャーハン」の大会をやっておりました。
ガチでうまい横浜の商店街チャーハンNo.1決定戦。


エントリー店を見て「スープチャーハンって興味そそる~」という事で、食べてきました。


さて「川和町駅」を降りたところから。
一面に広がる緑と道路。
いや、本当に、商店街が無く、分岐する道路と緑、ちらほらと店が2~3件駅周辺にあるだけ。
「いっ、田舎やー。こんなところに店があるのか?」


不安になりながら、道路を進む、「カレー屋あった!違う!」
さらに進むと、「えっ、ここか~」と突然出てくるお店。
中に入ると、民宿の店みたいな(表現悪いか?!)、木のカウンター、大テーブル席とテーブル席。
夫婦でお店をされていて、村の定食屋さんみたいなアットホーム感。良い雰囲気です。


でも、やっぱり初めての店はアウェイです。(いや、どこでもアウェイですけど。)
ちょっとキョドりながらも、スープチャーハンを注文。


少し待って、スープチャーハン到着。
既にチャーハンがスープにINされてる状態で、たっぷりスープでチャーハン見えません。
(ここは、スープとチャーハンが別々だと、後で混ぜる幸せがあるのに・・・と思う。)


他、小皿にネギ、紅ショウガ、たくあん2切れ。
ネギと紅ショウガは後で味を変化させる用だそうです。
他「食べる分だけスープに混ぜて、お食べください」と言われる。


では、さっそく、スープに混ぜて食べる。
あれ? あんまり・・・。


混ぜないで食べる。
チャーハン、うめー。がっつり味がついていて、これ、チャーハンウマいです。
ふんわり卵のスープ、中華風塩味、これもうまい!


で、混ぜて食べると、うーん。
チャーハンにあんまり味がついてなくて、スープと合わさると完成するとかだったら合うんだけど、どっちにもがっつり味がついていて・・・。
いや、どこの評論家ですかい!
(たくあんも美味しいよ。)


きっと、このお店の常連さんが「スープとチャーハン混ぜたい」と言ってつくられたアドバンス&スペシャルメニューだろう!と勝手に想像。


近くにこのお店があれば、絶対常連になってチャーハンを食べに行くんだけど、川和町遠すぎる~。

「老人の壁」&「超老人の壁」著者:養老 孟司、南 伸坊

お二人が、好き勝手話していて、それでいて面白い。
年を取るなら、こういう人になりたい・・・か?どうかは置いておく。


読むと、何か元気が出ます。
お二人とも、好きな事があって、何でも無い事でも面白い要素を見つけてこれるからかしら。
それぞれに「こだわり」もあるよね~。


さて、
今のうちに自分が面白いと思う事を見つけておこうと思った。
まあ、小説、SF、推理とか本を読むのを趣味にしておくか。
それで、読んだ本の感想(と呼べないもの)を誰が見ているかもわからないけどブログに書くのだ。
やっとるやん!

「心理療法入門」著者:河合 隼雄

心理療法の概要が書いてある本。
個人の色々から始めまって、社会まで、縦横に広がっております。


難しいかと思ったけど「書いてある事がわかる! わかるぞぉー!」って、今までの河合さんのエッセイを読んでいると、だいたいの内容が出て来ているのでわかりました。


>物語を生きる
よく、河合さんの本で「物語を生きる」という言葉が出てくるが、これは「物語がある」のでは無く、個人が歩いた軌跡が物語になるという事だそうだ。
まだまだ「学校にいかなければならない」「学歴」「普通」「家族」などレールのある物語があふれてますな~。


>エッセイにも出てきたが、行動療法の話。
学校に行けない人に、1日目は玄関まで、2日目は駅までなどなど、段階を追って行動させる療法である。


科学的、客観的に行動療法の理論を取り出せば上記なんだけど、治療者と患者の間に「ちゃんとした人間関係」が出来ていて、患者さんの思いなど治療者が丁寧に聞いて「じゃあ2日目は玄関までに変えましょうか」とか、きめ細かな対応をしている。


河合さんが、行動療法の本を書いた人のところへ行って、行動療法の実践を見たら、治療者と患者がかなり会話しており、河合さんが「ちゃんと人間関係築いてるやん。何で本に関係性の話を書かないの?」と聞くと「関係性を書いたら、行動療法にならない。」と言われたそうだ。手品の裏側かーい!
裏側を知らずに、行動療法の本を真に受けた人は「出来ない自分はなんて・・・」て弊害が出なきゃいいけど。
治療者あっての人間関係が大事。


>心理療法
心理療法するには、やはり教育分析など受けて、自分のコンプレックスなど明らかにしておかないと、クライアントと一緒に大変な事になる。転移/逆転移など。
いや、なる気ありませんけど~。

「自分との対話」著者:船井 幸雄

1999年出版。
色々話題が多いので面白かった。


・自分を振り返り、長所を見つけよう。そして、その長所は自分の仕事につながる。
・成功の3条件:すなお、勉強好き、プラス発想。
・自分の「良心」と対話しよう。
・新しい事を始める時は、モデルを探し、そのモデルの良いところを挙げて、とことんマネしよう。(悪い点は見ない、挙げない、指摘しない)
・昔は競争なんて無かった。競争が素晴らしいと言うが資本主義だからである。競争より共生。
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>成功の3条件:すなお、勉強好き、プラス発想。
そういえば、神に愛されたヤベツさんの性格。
1.軽い
2.楽天
3.無邪気
4.迷わない
5.ユーモアがある


老荘思想でも、酔った者が落ちてもケガをしにくいのは、赤子のような無邪気さがあるからだ、なんて言ってたり。


成功する人、運が良い人って、共通項がある。-
そんなところで。
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船井さんの本、多いからなー。これから挑戦するか~?