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「村上春樹、河合隼雄に会いにいく(新潮文庫)」著者:河合 隼雄、村上 春樹

河合さんと村上さんの対談。
いやー、面白かった!


ありきたりだけど。
芸術家は、何かをとらえているつもりは無いが、結果的に人の心をとらえる作品を書くので、売れているのだな~。
文化や時代の要請だったりする?!
というのも、村上さんのところに読者から「なんで私の事が書いてあるのですか?」と手紙がよく来るらしい。
うーむ。


さて、河合さんと村上さんって、よく似てる。
村上さんは、だいたいの話のスジはあるが、何かを出てくるのを待って、出てきたものを書いている。
河合さんは、クライアントから、何か出てくるのを待って、それについていく。
二人とも「無意識からの何か出るのを待つ」という仕事のスタンスが似ている。後、お二人とも人見知り。
なので、河合さんと村上さんの名前を隠すと、どちらが発言しているかわからなくなる・・・ような気がする。


印象に残ったこと。
・言語化すれば全部良いのかというと、言語化することにより、より深刻に傷つく場合もある。
・カウンセリングの場面で、最後まで問題が出てこずに終了したものもある。これも上記と同じく、問題が出てくれば良いという事では無い。最終的には、クライアントが他人と問題を起こさないレベルの社会生活が営めれば良いからである。
・クライアントが河合さんに言った「河合先生に会って最大の不幸は自殺できなくなったことです。」
・人を殺すことによって癒される人も居る。が、それをさせずに、他の癒す方法を一緒に考えるのが、河合さんの仕事。


最後に
村上さんが”はじめに”でも書いているが、村上さんの奥さんや他の人が対談にも参加されている場面があるそうだ。これは残念ながら、カットされてしまっている。
ぜひ、ゲストも加えた河合さんと村上さんの”対談完全版”がほしい!

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