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「〈子どもとファンタジー〉コレクションⅣ 子どもと悪」著者:河合 隼雄

今回も面白かった。


補論3から読んで、面白そうだったら本文を読んでも良いかと。


子どもの問題行動(もしくは悪)と呼ばれる行為について、河合さんの長年の臨床経験から思う所を述べた本。
この本を読むと、子どもの「問題行動」や子どもの「悪」などの名称は全然合わない事がわかる。


子どもの問題行動は、
・自立的な行動の現れ。
・父親か母親の内面で抑圧しているモノを表す。
などなど、である。


問題行動(悪)を何でもかんでも禁止すると、大いなる悪を呼び込む場合もある。
許容できる範囲は許容し、しかし、これだけはダメだというのは全力で止める。
って、サジ加減ムズ!


>父親か母親の内面で抑圧しているモノを表す。


自らの真実を捨て白い羊のふりをする者よ
黒い羊を見つけ指をさして笑うのか?
「黒い羊」欅坂46


「対話師として伝えたい 全てのものに宿る魂の声」の著者:山内ちえこさんによれば、
子どもは「パパ、ママの人間的成長のお手伝いをするために生まれてきた」とも。


でも、問題行動を取っている子供なんて、父母にとっては脅威でしかないわなー。


また、学校のスクールカウンセラーが、子どもの問題行動が「父親か母親の内面で抑圧しているモノ」だったら、「もー、家庭の問題やん!」とお手上げじゃないか?
そこらへんは、自立するように持って行き、家族の影響を無くす方向かな。
だけど、頭で思い浮かべても実際はうまくいかないでしょう、また、これがうまく行く方向とも限らないし。
子どもそれぞれで、それぞれに合った方法を検討するしかないのだろう。
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今、思春期の方が読まれると、
自分が、もしくは、周りでどんな事が起きているのか、わかって面白いと思う。
ぜひ、参考に。

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