ミケハのブログ

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「アウト・オン・ア・リム」著者:シャーリー・マクレーン

人気女優シャーリー・マクレーンさんが主人公。ほぼ実体験?だと思う。


話の始めから、妻子ある政治家と主人公の不倫関係が書かれる。
(おー、いきなりスキャンダル⤴(レッド吉田さん風に))
主人公は政治家に対して、
「奥さんと別れなくて良いし、二人が会ってる時間を楽しみましょう。」とかなり割り切っている。
(不倫する男としては、ありがたいのでは?(不謹慎であれば、すみませんm(_’_)m))
だけど、まあ、だいたい男の方がヘタレるんだよねぇ~。
政治家は、
この関係が公になれば、家庭も政治家としても終わってしまう、
だけど、主人公を愛している。どうすれば良いのか、わからないと悩む。


で、主人公も政治家を悩ませたく無いけど、何でこんなに彼に惹かれるのか?と精神世界への探求が始まる。(政治家の方は、結局変わらない。)


私がこの本で面白かったのは、
キリスト教圏での「輪廻転生を認めない」拒絶感がスゴイ。
(科学で確実なものしか信じない人々である。)
輪廻転生の話をする主人公に対して「そんな話をすれば、君の人生終わりだぞ」と忠告する人々がほとんど。
相手の政治家も、輪廻転生の話をぜんぜん聞かない。(ここらへん、主人公と摩擦が起こるわけだ。)
思想に固まるとは、この事かー。思いつつも、自分も認識していない固定観念があるのだろうな。と思う。


続巻も出ているので、今後、主人公がどう変わっていくのか、楽しみです。

「なまけ者のさとり方」著者:タデウス・ゴラス

薄い本、表紙のデザインもシンプル。


本文が、
ーーーーーーーーーーーー
私はなまけ者です。~
ーーーーーーーーーーーー
から始まるのですが、
「吾輩は猫であるのオマージュ?」とツッコミしつつも、
内容は、素晴らしいです。


遠い昔、読破しましたが、
「まあ、なんとなくわかる」という知識でわかった感じでしたが、
今回読み直すと、
「まあ、なんとなくわかる」というちょっと実感でわかった感じです。
同じ感想を持ちつつも、深くなっている?!


また、時間を経た後に読み直すと面白い本かもしれませんね。