「だいじょうぶ」著者:鎌田 實、水谷 修
2009年出版。
写真の表紙から「政治評論家のお二人かしら?」と思ったら、病院の先生と夜回り先生でした。
お二人の往復書簡から、最後に対談する本。
2009年、お二人が感じ、関わってきた日本の教育、医療と青年の現状。
引き込まれて一気に読んじまった。
往復書簡で何回も泣けます。
読んでいて THE BLUE HEARTSの「TRAIN-TRAIN」の歌詞を思い出した。
(歌詞抜粋)
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弱いもの達が夕暮れ さらに弱いものをたたく
~
見えない自由が欲しくて
見えない銃で撃ちまくる
本当の声を聞かせておくれよ
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此処は天国じゃないんだ かといって地獄でもない
良い奴ばかりじゃないけど 悪い奴ばかりでもない
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本出版から9年経っているが、本で問題とされていた事は、もっとひどくなっている。
タイトルの逆で、全然だいじょうぶでは無い。
けど、お二人とも痛いほど、だいじょうぶでは無いのがわかっていると思うが、お二人が関わってきた若者達に希望がある。
ちゃんとした政治家に投票する。
そして、ボランティア、地域に貢献、何か出来る事があればしよう。
心に火をつける本です。うぃ