「明るい話は深く、重い話は軽く」著者:永 六輔
タイトルからすると、話し方指南かしら?と思ったら、
永さんがラジオや講演で話した「ちょっとした小話」を集めた本。
これは「コバナシの24時間パレードや~。」と言った感じか?
昔の有名人の話から、リスナーの話、人々に聞いた話などなど、雑然と並んでいて、これが逆に飽きずに読めます。
心に残ったのは、目の不自由の方の話。
目が不自由のため、耳に頼るのだが、選挙カーがうるさくて、安全確認できない。
また、電気自動車など、音が静かな車も恐怖の対象。
音以外にも、道路の段差。
車イスの方々には段差が無いのが良いが、目の不自由な方は段差で判断する事もあるそうだ。
教えて頂いて、わかった事だった。