「14歳からの資本主義」著者:丸山 俊一
「いまいち、ほにゃらら主義って、よくわからいよね~」という気持ちで、タイトルに興味を持ち読んでみた。
有名な学者さん達の言葉を集め、かつ、著者さんの考えも載せてみました的な本。
へぇーこんな事言ってるんだー、と感心。
資本主義は、やめられない、止まらない。
アイツがほしがってるから、私も欲しい。(本当に欲しいモノがわからなくなる。)
資本主義は成功する。だが、成功するがゆえに壊れる。
既にこの社会は壊れているのかもしれない。
技術が浸透すれば、その技術のフィルターでしか世界が見えなくなる。
産業革命は、農業から工業へ労働者の受け皿があったが、現代のデジタル革命は、労働者から仕事を奪っているだけで働く先が無い。
「不安を煽る書」か
「誰も見た事が無い世界の始まりを鳴らす鐘となる書」なのか。
この社会は、ぶち壊れるかもしれない。
しかし、だからこそ、誰も体験したことが無い社会を見れる、と希望を持ちたい。