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「ゲームの父・横井軍平伝」著者:牧野 武文

ワンダースワンのグンペイか?
永遠のいたずら少年
「枯れた技術の水平思考」


全然この方を知りませんでした。
・ゲーム&ウォッチ
・ドンキーコングのゲームプロデューサー
・ファミコンの端子につなげる銃。ワイルドガンマン、ダックハント
・ゲームボーイ
・バーチャルボーイ
・ワンダースワン
などなど、上記、開発アイデアを出したスゴイ人です!
そんな横井軍平さんの人生のエピソードを書いたのが、この本。


さて、
当時ファミコンの端子につなげる銃でダックハントを持っていた。
「ダックハント」
テレビ画面内にカモ一匹が所せましと飛び回り、銃で撃つ。
当たるとカモが落ちていき、外れるとそのまま飛び回る。


いや、これ何でテレビに向かって銃の撃つと当たり判定がされるのか不思議だった。
テレビが銃の光を受信しとるん? そんな高性能なテレビやったっけ?
(当時、子供だったので、そこまで高度な単語で考えていたわけではありません。)


その長年の謎が、この本で解けました!
(それは、ちょっと考えてみて、そして正解は本を読んでネ。
正解が発想できた人はアイデアマンだよ! 第二の横井さんも夢じゃない!)


テレビゲームは、画像がキレイ、処理速度が速いなんて追いかけてたら、
最新技術で画像がキレイなゲームか、マニアにしか受けないゲームしか売れなくなる。
そんな技術を追いかけるようなのは、アイデアが足りないだけ。
なんて、言ってのける横井さん。(横井さんが言ったわけじゃないかも、かつ、うろ覚えで書いてます。)


上記の「枯れた技術」でアイデアを出す、という発想の持ち主だった。


ゲームボーイが発売された時、
私は「なんで今更、白黒画面なん? 売れるわけないやん」と思っていた。
しかし、テトリスのソフトにより、かなり売れたらしい。
いや、そもそも白黒画面でも売れると、横井さんは考えていた!


バーチャルボーイあんまり売れなかったけど、ピクサーやスピルバーク監督など、名だたる会社や人が「面白い」と持っていたそうだ。
スピルバーク監督が横井さんに「スゴイ機会だけど、カラーだったらもっとスゴイのに」と言った。
それを受けて横井さんは「普通の人だな」と思ったそうだ。


えっ、カラーの方が良くないの? 
そこをカラーで無くても、アイデアで勝負できるわい!と思ってしまえる所がスゴイ。


発想を学びたい人、必見!

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