ミケハのブログ

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「河合隼雄 その多様な世界」著者:河合 隼雄、その他多数

河合隼雄さんが生きている時、河合隼雄さんと関わりのある方々が、河合隼雄さんとはどういう現象なのか(笑)、シンポジウムを開いた内容をまとめた本。


>コンステレーション(星座、星の配置)
人間=星。
星と星を結んで星座ができるわけだ。
家族の星座、学校の星座、会社の星座、社会の星座などなど、皆が一つの星として、その星座を構成しているわけだ。


で、問題児が居る場合「問題児を治してください」と言ってくる親、上司、先生、社長などがいるが、星座であれば、その言ってきた”あなた”も、星座の中の要因ですよ、と言う訳だ。


「社会的な歯車」から「星」へ、新しい社会の到来かな~。
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>心に残ったこと(書いてある通りではありません。)
悩みがあるのは当たり前。悩みの無い人はいない。
どのようにそれを生きているかが問題になってくると思います。
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幻聴が聞こえるという人の話を聞いて、
幻聴を無くそうと思ったら、命にかかわってくるかもしれません。
その声とつきあいながら仕事をしておいてもいいのではないですか。


それというのも、幻聴が聞こえなけれれば、どれだけスゴイ仕事ができるだろう、と確信できるが、幻聴が無くなったら、いいわけがなくなるわけです。


→全部の人がそうでは無い。河合さんが幻聴が聞こえるその人の話を全部聞いて、その人に取っての良い方法を出したわけだ。
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・子育てについて
自動車でもなんでも、言われているようにやったらちゃんとできるということをあまり学習しすぎて、自分の子供をそういうふうにしようと思い過ぎたのではないかと思います。
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フロイトもユングも自分自身がすごい心の病にかかった人です。
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深層心理学の知識を持っていて、他人を冷かしたり怒らせたりすることは本当に簡単な事です。
理屈としては何とでも言えるのです。しかし、理屈として何をいっても意味がないのです。
なにが意味があるかというと、その人がそうだと思えば意味があります。
その人が自分のことと思うかぎり役にたつのです。
つまり横からものをいっても意味がないのです。ところが、深層心理学をかじったひとは、それを他人に対して使う場合が非常に多いです。私はこれは他人に適用できるものではないと思っています。
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私の職業はどういう職業かというと、来られた方が自分の話をどうつくられるか、それを助ける事です。だから、その人が話をつくられるのであって、私が理論をその人に適用するのではないということです。

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