ミケハのブログ

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「いのちとユーモア 鎌田實と11人の対話」著者:鎌田 實、他多数

NHKのラジオ放送を本にしたもの。複数人で対談。
たくさんの良い話を読めて、泣けます。


音楽家さん達の話に感銘を受けて、何か音楽を習いたくなってしまう。
そういえば、昔、学生だった頃、社会科の先生に「音楽は、楽しい時に友となり、悲しい時は母となる」と言われた。
思春期だったので、何を言ってるんだか、と心で思ってたが、今では良い言葉だな~と思う。


>他、心に残った永六輔さんの話
父親を亡くした娘さん、葬式で泣き崩れ、会場がシーン、皆かける言葉が無い。
そこへおじいさんがやってきて、
「よかった、よかった、ああよかった」と言っている。
何なんだ、このじじい!と怒りを覚えるほど、
そのおじいさんが娘さんの前に来て、
「俺はな。娘を失った父親を慰める事はできない。でも、よかった。父親を失った娘なら慰められる。仲良くしよう」と。
もう、これ読んだら、涙が出てきたわ~。


永さんが、笑える話をたくさん用意してホスピスへ行った。
話が終わって、おばあさんは「いい冥土のみやげができた」なんて言って去っていた。
しかし、おじいさんが一人残った。
おじいさん「何で、こんなに笑える話をするんだ、死ぬのが嫌になったじゃないか。泣いて泣いて、しんみりして死を迎える気持ちになっていたのに」と文句を言われた。
永さんは反省したそうだ。

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