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「その数学が戦略を決める」著者:イアン・エアーズ

いや~、途中で飽きた飽きた、でも、最後まで読みました!
難しい数式は出てこず、ビックデータを使った社会での現状を事例を交えながら書いた本。
今後はビッグデータを使って、人の行動を予測する時代が来るという話。


今でも、AmazonやYouTubeで「あなたへおススメ」としていくつか出てくるわいな~。


例えば、
・オークションサイトで「今までの履歴から、この人は価格を気にせず買う人だ」と判断されれば、高額な価格が表示される。
・カジノで、収入、性格など判断され、どれだけお金を吸い取っても大丈夫か判断される。
「(1万円吸い取られた後)今日はここら辺でやめましょう。ハゲタカチェーンのステーキ店でステーキセットを無料でご用意しております。」(ステーキセットは千円ぐらいだと、9000円カジノ側が儲けて、かつ再度カジノに来てくれる客となる・・・かも。)


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医者は、症状から病名を出すようなアプリは使いたがらない。
伝統主義、権威、プライドがあるのか?


逆に飛行機のパイロットは、業務支援機器に興味があるし、機器の操作を覚えるのが早い。
パイロットの先生に、なぜ医者とパイロットで違うのか聞いた。
「簡単な事だよ。医者は飛行機と心中しないから。」


自分の判断ミスで「”自分”の生命の危機」があるならば、どんな情報でも把握したい訳だ。
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ビックデータを扱う側も、どの数字を使うかによって、結果が大きく異なる。
結果を出すと、それが間違った結果であっても、自説を曲げない人もいる。


人間である限り、かたより、がある。
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昔、高給取りだった職業が、単なるデータ入力、監視要員になる。


そいうえば、テレビで視たのは、株式トレード。
トレーダーと言えば花形、カリスマなんてものだったが、今ではコンピュータが株をやり取りしている。
人間は、やりとりに変な事が無いかを見るぐらいだそうだ。



アニメ攻殻機動隊で、自動資本主義という話があったな~。(ネタバレはしませんネ。)
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うーむ。結構ページ数があった。
もうちょっと少ないページでコンパクトに現状のビックデータ事情を解説する本がありそうだけど。

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