ミケハのブログ

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「ビーイング・ピース」著者:ティク・ナット・ハン

アメリカ人に対して語ったエッセイ本。だけど、日本人にも当てはまる。
読み易いです。


>相互存在
目の前にある新聞紙1枚は、どこかの森を犠牲にしているかもしれない。
衣食電気ガスなどに関して50%制限すれば、後進国での飢餓が少しでも無くなる。
あなたの行動が世界に影響を与えている。


>意味の無い修行
おばさんが「南無阿弥陀仏(超訳=阿弥陀さん、お願いします)」とお経を唱えるのを10年間も続けていた。
しかし、意地悪ですぐに怒鳴る性格は、10年間そのままだった。


ある日、お経を唱え始めると、男が玄関で「おばさーん」と呼んでる声がした。
おばさんは、お経を唱え始めたから無視することに決めたが、男は「おばさーん」と呼び続けた。
10分後、おばさんは玄関を開けて「おばさーん」と呼び続けた男を怒鳴った。
「なんだってお経の邪魔をしてくれるんだい!」
「私が10分ぐらい「おばさーん」と呼んだだけで、こんなに怒られるのに、10年間も呼ばれ続けた阿弥陀さんはどんなに怒っているだろうね~」と男は言った。


意味のある修行をしよう、という話。


>瞑想している時以外も瞑想の効果を発揮するには?
座ったり、歩いたり、瞑想は色々あるが、瞑想の時間だけ効果があるのは意味が無い。
瞑想以外の時も、瞑想時のような効果をあげるには、どうすれば良いだろうか?
そこで、日常では慈悲や微笑みで、自分と周りを平和にしよう!と提案する。


ビーイング・ピースやね。

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