「あなたに幸福が訪れる禅的生活のこころ」著者:ティク・ナット・ハン
ティクさんの仏教的な理論から瞑想の実践方法までまとまっている教科書みたいな本。
手元に置いておきたいかな。
一人で生きているわけではない。
自分の体は、親の細胞で出来ており、親の体も、その親の体から出来ている。
また、今まで食べてきた食べ物でも出来ている。
その食べ物が出来るまでも、どこかの国で栽培、飼育され、加工され、運搬され、・・・。
と考えると、自分と世界はつながっている。
物質的にはそうだが、思考的なモノも、世界とつながっている・・・らしい。
あなたの問題は、世界の問題であり、
あなたの問題解決は、世界の問題解決である。
あなたの怒りは、世界の怒りになり、
あなたの憤りは、世界の憤りになる。
あなたの平和は、世界の平和になる。
息を吸って、私はここで静か、
息を吐いて、私は微笑む。
常に、今ここで100%存在する。
食べ物を食べる時、何か他の事、仕事、勉強、人間関係など考えていないだろうか?
そんな他の事と一緒に食べ物を食べないでほしい。
人と話している時も、心は他の事を考えていないだろうか?
100%、そこに存在し、行動する。
世界は自分から、
天国も地獄もすべて今ここに存在している。
>感情の解放
息を吸って、私はほほえむ
息を吐いて、私は感情を解放する
>息を吸う、吐く瞑想
息を吸う時、「吸う」と心の中で言う。吸う息を本当に始まりから最後まで確認する。
吐く時も同じ。
>歩く瞑想
例えば、あの松の木までは、しっかり歩くと目標にする。
一歩進む時に吸う、一歩進む時に吐く。
ゆっくりと、微笑み楽しむ。