レンガ職人の例え
よく、成功本にレンガ職人の例えが、10冊に1冊ぐらいの割合で出てくる。
こんな話。
旅人が旅をしていると、レンガ職人にあった。
旅人「何をしているのですか?」
職人A「日がな一日、レンガを積んでいるだけさ。」
旅人「そうですか」
と旅人は通りすぎた。
また、レンガ職人にあった。
旅人「何をしているのですか?」
職人B「このレンガを積み上げて、壁を作っているのさ。」
旅人「そうですか」
と旅人は通りすぎた。
また、レンガ職人にあった。
旅人「何をしているのですか?」
職人C「このレンガは、立派な城の一部になるのさ」
旅人「そうですか」
職人Cは誇らしげに言った。とか解説がつく。
仕事をする上で将来的なビジョンを持てという話。
でも、これっていかにも西洋的な感じ。
ここから、3年後。
職人A:レンガ職人のまま
職人B:壁のデザイナーとなる。
職人C:経営者となる。
またまた、3年後。
職人A:レンガの匠として、世界の生徒たちへ教える。
職人B:デザイナーとして、それなりに食っていける
職人C:経営に失敗し、借金まみれ
人それぞれ、ニンジンが大根になれないように、
全ての人に対して、将来的なビジョンを見るようにしようって、
乱暴過ぎないか?
将来的なビジョンの前に、目の前の仕事に集中しろよ!とかってのも。
まあ、いろいろ見方があるって事で。