ミケハのブログ

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「考える方法:<中学生からの大学講義>2 (ちくまプリマー新書)」著者:多数

色々な内容が詰まっているので、これを入門に、興味がある人の本を読むと良いかな。


その中でも「なぜ人を殺してはいけないのか?」という問題。
本の中で、色々と理由を挙げて、それは理由にならないと反論。
なんと、言葉では回答でない事がわかった。げげーん!


リンゴなど、物を指す言葉は、そこで止まるが、
「なぜ~するのか、してはいけないのか」というのは、
その人が納得して止まるかもしれないが、実は答えが無い。


言葉は、立場によって相対的な部分がある。


茂木さんが、脳はオープンエンド(終わりが無く、開いている)と言われており、
言葉というのも、それを受けているのか?


うーん。

「虫眼とアニ眼」著者:養老 孟司、宮崎 駿

私にとっては、心にささる言葉がたくさん。


・宮崎さん:
(全てでは無いが)
この頃の若者は、
おそろしく やさしくて 傷つきやすくて
おそろしく 不器用で グズで
いい子なのだ。
↓下に湯ばあばの絵があり、
「そんなもん誰も雇わないよ!」(このセリフでは無いかもだけど、こんな感じのセリフ。)


・両者とも、
子供たちの世界は、もう人間関係だけに占められている。
(それが残念みたいな感じ。)


・宮崎さん:
(「トトロ」をずっと見せてる親に対して)
誕生日に一回見せるぐらいで良いです。
ずっと見せてたら、どんぐり拾いにも行けなくなる。


・養老さん:
新米教員が集まる研修に参加。
最後の自由課題発表で、新しい授業のカタチみたいな発表があるかと思ったら、
「いじめを無くすには」や、「落ちこぼれを無くすには」みたいな、全て人間関係の課題しかでなかった。


・養老さん:
文部省が「生きる力」を引き出すなんて言っているが、
生きる力なんて、子供に初めから備わっていて、
それを、ああでもない、こおでもないと言って、ていねいに殺しているのが大人である。


・宮崎さん:
(こんな世の中だから、そんな事は思わないが)
子供たちに「産まれてきて良かったネ。」という思いを作品に込めている。
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どこかの本にもあったが、
教育は「できそこないのパソコン」を作っているのでは?という話があった。
ひどく納得。
質問すれば、答えが返ってくるなんて、そんな知識問題は、パソコンの方に任せれて、創造、感性、センスなどが磨かれる教育にすれば良いのに。
でも、ここら辺って、数値で判定できないから、数値で判定したい人達は、できないわな~。


子供たちに「生まれてきて良かったネ。」なんて言える世界を作っているのか?


「こころと人生 (創元こころ文庫)」著者:河合 隼雄

子供、青年、中年、老年と各テーマで講演されています。
一通りの人生で当たる問題の予習ができる?かな。


>子供
子供の問題は、子供の問題では無く、その夫婦の問題だったりする。
「家族で問題があるから、ちょっと問題行動を起こすか・・・」と思って問題を起こしてないんだけれども、問題の起こし方が神がかっているらしい。
夫婦で話し合って、夫婦間のぎくしゃくを直さないと、子供の問題行動は無くならない。


>青年
大学生が中学生みたいな顔をしている。
河合さんは、それもそのはず、中学から人間的成長を止めて、受験勉強をしているから、そうなるのではと。
また、青年の無意識内にある、何とも言えない無気力についても説明。


>中年
中年の危機。妻、子供もいて、お金もあるのに、なぜか生きている実感が無い。創造の病。
昔は金持ちぐらいの悩みだったが、現在、全ての人がおちいる状況にある。


>老年
人生が長くなった。生きがいのため、初めて行う事は、バンバンやった方が良い。
ヘタでも、必ず同じヘタな人がいるので、気に病む事は無い。


創元こころ文庫では、解説が占い師の鏡リュウジさんで、思わぬ人に解説頼んでますな~とビックリ。

「ママにはなれないパパ」著者:鈴木 おさむ

妻はお笑い芸人の大島 美幸さん。
その間に産まれた子供との育児奮闘記。


自分の息子が他の子と比べて出来ない事に落胆した時の話。
鈴木さんのお姉さんは、障害を持つ次男さんがいる。
ある日「15歳でやっと一人でうんちが出来るようになった」とお姉さんから感激のLINEが入る。
障害のために、他の人と比べて絶望した日々もあったと思う。
それを乗り越えて、障害を引き受けて、この子と共に生きる。
お姉さんと、次男さんの覚悟と可能性。


他人と比べて焦るのは、なんと無意味なことか。


「いつでも、人は成長できる。」


他、子供を育てるのは、自分の人生の復習をしているようだ、とも。


どの話も面白く、どの話もタメになる。おススメ。

「カウンセリングを考える(下)(創元こころ文庫)」著者:河合 隼雄

カウンセリング中の恋愛感情。
カウンセラー自信がそんなのになったら、自分自身で心を整理できるのは当たり前。
そんな華々しい事にはならず、深い転移が起こっている時は淡々とカウンセリングが進んでいく。


カウンセラーとは、
クライアントが深い海の中で溺れているのを、一緒になって同じ深度に行って、溺れてみせて、
クライアント自身が深いところへ行ったり、浅いところへ行ったり、それにも付いて行き、
最終的にはクライアント自身が海面へ上がっていく自力をつけるのを待つ感じ。


助言やアドバイスをすぐにしたがるのは、クライアントと同じ深度に潜れずに、
すぐにカウンセラー自身の心が海面に上がりたい、自分だけ助かりたい一心で、
クライアントの心は深海に残したまま。


カウンセラーでは無い人も、読んでいて面白いよ!