ミケハのブログ

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「サワコの朝」著者:阿川 佐和子

サワコの朝という番組が本になった。
土曜日の朝7時半から、やっているのは知っていたが、100%寝てるわ~。


この本の時には、200人と対談した後で、7人が選ばれている。
どの方もスゴイ方。
でも、失敗した回とか、あんまり有名じゃ無い方とかも入れて良かったのでは?と思う。
でも、有名な方としか対談してないのかな~。


マツコ・デラックスさん、近々の過去は良く話されるけど、
学生時代まで語っているのは、初めてでは?


所ジョージさんの対談って初めて読んだかも。
シンガーソングライターだから、「他のシンガーソングライターは敵だ!」って、
言っている所さんって新鮮。


ビートたけしさん、別の面も見れて面白い。
校則はあった方が良い。
不良がナイフを持ってきて校則で罰せられるだけでヒーローになるが、
校則が無ければ、ナイフ持ってきて、人を刺すまで歯止めが無い。
そういう考えもあるな~、とガッテン。
父親に厳しさがあれば、そこらへんのボーダーラインでちょろちょろするが、
厳しさが無ければ、行くところまで行ってしまう、感じかな~。


もちろん、他の方々の対談も面白く、文字も少なくスイスイ読めます。

「聞く力 心をひらく35のヒント 」著者:阿川 佐和子

今さら感がありますが。


男が書いたハウツー本みたいだったら、あんまり身につかないんだよな~、と思ったら、
エピソードが多くて、ハウツーは少なし。
ほとんどエッセイみたいで面白く読めました。


阿川流対談術の初歩がわかる。


今でこそ対談上手と思われているが、
始めは上司や出版社から依頼されて、不安いっぱい悩みぬいて、
最後は開き直ってやってきた。
知らんかった。


好きでやったわけでなく、流れ流れて何となく。
失敗しても越えられてきたのは、何だろうな~。
対談した相手から、新たな一面を引き出せたときの達成感がやめられない感じかな。

「一〇三歳になってわかったこと」著者:篠田 桃紅

年齢を重ねる効用ってやつを、何か記事にしようかと思っていたら、もう、この本が最強でした。


今、何かで悩んでいる方は、遠くが見渡せる参考になるかと。


年齢を重ねるのを、山登りに例えていた。
老いにより、動ける範囲が少なるなるが、遠くまで見通せるようになる。


山登り…確かに。
山の麓では、動ける範囲が広いが、遠い範囲は見渡せない。
山に登れば、動ける範囲は狭くなるが、遠い範囲まで見渡せる。


老人が、過去の話が多いのも、山の頂上付近であれば、登り道は少ないけれど、登って来た道(過去)は見える。


過去に対して、
「あの時、ああしていれば良かった」と悔やむのは、まだまだで、
「明智光秀が、本能寺の変を起こしてなければ、どうなっていたかね~」
ぐらい自分の過去も突き放せるぐらいになるのが、ちょうど良い。
たんたんと、人生の喜怒哀楽を受け入れて…。


他、
初めの人になるのが、良い。
ある日個展を開いていると「墨でただ線を引いただけじゃないか」と感想を言われた。
「じゃあ、あなたもしてみれば」と返した。
何事も初めてした人の後に、同じ事をやったり、批評したりするのは、「後出しじゃんけん」みたいじゃないか、と。
なるほど。

「私が語り伝えたかったこと」著者:河合 隼雄

題名からすると、そういう本なのかと思ったら、
色んな所、色んな時にインタビューや話した内容を集めた本。
バラエティパックと言えば聞こえは良いが、断片的な寄せ集めかな。
でも、面白いです。


無意識って、何なんだろう?
その人が立ち直っていく過程で、夢から予想が得られたりする。
意識的な自分では無い、無意識的な自己からのお知らせ的な。

「笑って、泣いて、考えて。 永六輔の尽きない話」著者:さだ まさし

永さんって、スゴイ人!
どういう方なのか、全然知りませんでいた。
昭和生まれの人は、読んでおいても損は無い!


平成生まれの人は、あんまり出てくる名前にピンと来ないかな~。