ミケハのブログ

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「津軽弁本氣対談録 時代を拓く」著者:木村 秋則、木村 将人

2人のおじさんが朗らかに会話しているのを収めた本。
所々、津軽弁になっている。ちゃんと現代語訳有り。
(英語訳もついていて、ワールドワイドな本やね。)


なんかタイトルの割には、ファン本的位置から出ないかも。


で、この頃の「奇跡のリンゴ」の木村さんの近況がわかります。
が、もう一方の木村さんは誰だがわからない。(すみません。)
だが、そのもう一方の木村さんがやっている事に、とても興味がある。
まずは、この木村さんの前作の本を読んでみよう。


とりあえず、とある農業団体の既得権益を守ろうとするのは、許すまじ!と思った。

「日々是作文(ひびこれさくぶん)」著者:山本 文緒

タイトルに惹かれて読んでみた。
が、山本さんの本を読んだ事が無いので、ぎゃははは。


10年間の多種多様な雑誌で書いていたエッセイをまとめた本。
山本さんの本を読んでる人が、「中の人って、どんな人かしら?」ってな感じで手に取るもんだな~。


初めの2~3本目のエッセイは、なんだか「もたっ」としていて「読むの辞めようかしら?」と思ったが、読み進めるうちに面白くなってきた。
うーん、エッセイとかって、著者さんの考え、思いがわかって、脳内を見てるようで面白いよね~。


離婚直後で落ち込んでいたり、このままで良いのか?と葛藤したり、友達とケンカして関係を断ったり、などなど。
私として、共感したり、これは私の人生では味わえないな~と思ったり。


しかし、まあ、何だか普通の女性の感じなんだよな~。
賞を取るぐらいの何かは、うーん。
でも、名人芸は、簡単そうに見えて、素人がやると難しいのだろう。
色々隠し持っていそうである。

「別冊NHK100分de名著 特別授業「坊っちゃん」」著者:養老 孟司

養老さんが「坊ちゃん」をどう解説するのか? なんて、興味があるわいな。
「坊ちゃん」を対象に、中学生数人に授業した内容が本になったもの。


本を読むと、なぜ養老さんが「坊ちゃん」を選んだのかもわかります。
養老節は、子供たちに向けてなので、ちょっと控えめ。
色々、なるほど!と思いました。


本としては薄いので、ぺろーんと読めます。
夏目漱石さん、読んでみようかな~。

「間違いないやつです」の表現にひっかかる

この頃、食べ物に対して「間違いないやつです」とタレントが言ったり、宣伝文句にあったりするが、ちょっとひっかかる。


「間違い」はマイナスで、「無い」は取り消し、
「間違い無い」でマイナスの取り消しで、差し引きゼロ。
と、すると、これ褒め言葉では無いんじゃない?!


しかも、料理する方は「間違いが無い」ように「美味しい方向」で料理を作って出しているはず。
その料理に対して「間違い無いですね」って、テストで正解したみたいなニュアンスでは?
料理人さんの心中は穏やかでは無いはず・・・。


美味しいものは美味しいで良いと思うが、
タレントさんの食レポは毎回「おいしい」だけを繰り返せないので、苦し紛れでとっさに出た一言なのかな~。


かくゆう私も、テレビでタレントさんがこの一言を言った時、笑ってしまった。
が、後で思い返して、こんな感想を持ったわけなのだよ。

「明るい話は深く、重い話は軽く」著者:永 六輔

タイトルからすると、話し方指南かしら?と思ったら、
永さんがラジオや講演で話した「ちょっとした小話」を集めた本。


これは「コバナシの24時間パレードや~。」と言った感じか?


昔の有名人の話から、リスナーの話、人々に聞いた話などなど、雑然と並んでいて、これが逆に飽きずに読めます。


心に残ったのは、目の不自由の方の話。
目が不自由のため、耳に頼るのだが、選挙カーがうるさくて、安全確認できない。
また、電気自動車など、音が静かな車も恐怖の対象。
音以外にも、道路の段差。
車イスの方々には段差が無いのが良いが、目の不自由な方は段差で判断する事もあるそうだ。
教えて頂いて、わかった事だった。