ミケハのブログ

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「学校に行きたくない君へ」著者:多数

敬称略。
樹木希林、荒木飛呂彦、リリー・フランキー、西原理恵子、萩尾望都、高山みなみ、羽生善治、押井守、茂木健一郎など、総勢20名。


上記の方々へ、不登校、ひきこもりについてインタビューしたものをまとめた本。
著名人の真剣度が違う。
不登校、ひきこもりに限らず、人生でつまづいた人達への応援メッセージにもなる。


以下、心に残った言葉。(言葉は、その通りでないかも)
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自分と人を比べるような、はしたないことはダメ。

おばあちゃんから言われたと、その方は言ってました。
まったく、その通り!
今まで生きてきて、聞いたことが無かった言葉、「はしたない」って言い回しが良い。
おばあちゃんの知恵袋やね。
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親戚のおばちゃんや、近所に相談せずに、専門家に相談しましょう。

西原 理恵子さんの話。なるほどの連発でした。
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大人になったからこそ、皆さんに満を持して言いたい。どんな年齢でも、くだらない人はいます。

なんで、当たり前の事を「満を持して」なんだろう?
と思ったけれど、ちょうど 9/21 朝ドラ「半分、青い。」にて、子供が先生に変な言葉を言われて傷ついた場面が出てきた。
なるほど!
学校に行ってる年齢だと「今、生きてる中」で、先生の占める割合はとても大きい。
知らずに人を傷つける言葉はよくある?が、先生が言った言葉で傷つけられた側が子供だったら、子供の中ではもう自己否定感がハンパない。ホントに。
また、生徒を平気で傷つけている先生は「コミュニケーション上手な先生」だとうぬぼれにしろ、周りからにしろ思われていたりするからタチが悪い。


また、別の話だが、先生が言ったことが、その人への「いじめワード」にもなることがある。
例えば「おまえ、○○だな」と先生は何気無く言った言葉も、その次の瞬間クラスメートが「おまえ○○だから、ダメなんだよ」とすぐ使われる。


なんか考えると、先生って、何にも発言できなくなるね~。
と言うと「先生と生徒の信頼関係です。」とか言う評論家がいるのだろうな。


ユダヤの教え
「人と10人会えば、2人はあなたを好きになり、2人はあなたを嫌いになり、6人はどうでもいいと思う。」
まあ、だいたいそんな感じ。
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学びに年齢は関係ない。

羽生さんの言葉。
すごく高い年齢の人や、低い年齢の人でも、将棋に真摯に取り組んでいる姿を見て思った事。
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学校などのシステムに入れられると、生き物としてのアラームが鳴る。

生き物として生きているなら、学校などのシステムは「生き物を殺す」方向。
なので、警報(アラーム)が鳴って当然。おー。
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他、ここでは紹介できませんでしたが、良い言葉がたくさんあります!
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と、ここまで書いて、バランスがほしいな~と思った。
学校側でも、問題として、ちゃんと考えている大人達はいるだろう。
うぃ。

「やってみよう!「超能力」ふしぎな大実験(青春キッズ・コレクション)」著者:秋山 眞人

小学生向けの本。
しかし、これ一冊で、超能力の種類、超能力の練習方法、過去の偉大な超能力者達など、全方位押さえられていて、大変わかりやすい!
子供相手だからというような理由での手加減一切無し!


PK:モノを動かすなど。
ESP:テレパシーなど。


君は、どんな能力者?というようなチェック項目(PKとESP)があり、私はどちらも4点。能力無しだった。がっかり。


過去の偉大な超能力者として、
一般人に対して、ちゃんと超能力を発揮できた方も居て
「私の能力が本物なら、この大学に超能力を研究する科を作ってほしい」と言って、見事試練をパス、大学に学科を作らせた者がいたそうだ。おー!


さらっーと読めます。

「今、何かを表そうとしている10人の日本と韓国の若手対談(日韓同時代人の対話シリーズ)」著者:日韓のクリエイター達

サイコーに面白かった!
小説家、俳優、建築家、写真家、演出家などクリエイターの日本人と韓国人、1対1で対談。


なぜか知らんが、読むと元気が出てくる。
クリエイターさん達が前向きだからかな~。
性格の明るい暗いはあるかもしれないが、やはり、他人に対して何かを創造して見せる人達は、前向きでなければ出来ません!


心に残った事をつらつらと。


朝井リョウさん、読者から「共感できずに、つまらなかった」と感想を聞くが、朝井さんがそんな状況の時は、自分の輪郭がちょっと大きくなったようで面白いと思うそうだ。
よく、外国に行った時、日本の良さ、悪さがわかると言うが、そんな感じと似ている?


また、朝井さんは、日本では共感できないモノに対して排除する力が強いと感じている。
同調圧ってやつかね~。
これだけ日本の価値観というものがあやふやになっている時、人はますます硬い守りに入るのかも。
(そもそも、守るものなんて無いのにね。)
そうすると、自分と違うモノに対する排除感が強く働くのかな。
(まあ、勝手な解釈して、そう思っているだけなので、何の根拠も無いデス。)


写真家の方が仕事に行き詰っていたが、対談により、何かうまく流れ出した。
「創造は孤独な作業では無い。見る人、関わる人が居るからこその創造である。」


おススメ。

応援します! 動画?ラジオ?「佐倉としたい大西」

もうファンがいっぱい居るので、今さら感があるが、ぜひ、見て欲しい。


さて、
「したい」なんてエッチな放送か?と疑問を持つ方もいるかもしれないが、人気女性声優2人の掛け合いが楽しい番組である。


かくゆう私も、初めにこのタイトルを聞いた時、「はー、声優ファンが見る番組か~」と一回スルーした。
しかし、ヒマな時があり、放送を見てハマってしまった。(ヒマの力は偉大である。)


まずは、大西さんから、業界では3年先輩である佐倉さん(実年齢は佐倉さんの方が1年下)へ友達になりたいアプローチをしたが、距離の詰め方を間違えて失敗。そのまま溝が出来た。
かなりの時間が経ち、佐倉さんに対して「ラジオをするにあたり、誰か一緒にやりたい人がいるか?」との制作サイドの問いに「大西さん」と答え、この番組が成り立つ。


あれれ、「大西としたい佐倉」では無いか? 
しかし、大西さんが佐倉さんを好き過ぎるので、「佐倉としたい大西」で合っているである・・・か?


失敗してもアプローチしておくと、後で良い結果になるのだな~という良い例ですね。
大西さんが良い人だったからであるので、人によるのかな~。


さて、この2人、「相棒」「トムとジェリー(詳しく知らないけど)」など、バランスが取れていて最高である。
佐倉さんは、頭脳、論理担当。
大西さんは、体力(歌、踊り)、直感担当。


始めの溝がある状態から、だんだん仲良くなっていく経過が楽しい。


大西さんは、佐倉さんを好き過ぎるのだが、佐倉さんの話題の全部にのらないところも見どころ。
(シンゴジラ、乃木坂などの話題は、大西さんはドン引きする。)


そんな感じで、今後も応援したい番組である。
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さて、この番組、セブンイレブンがスポンサーである。
彼女達がセブンイレブンの商品を番組内で食べるのだが、ついついつられて同じ物を買ってしまう。
そして、番組の合間のセブンイレブン宣伝、清水ミチコさんが出てくる時もあり、テレビでは見れないレアCMである。
テレビのCMよりか、こっちの方がよっぽど宣伝になっている。
うぃ~。

「魂にメスはいらない」著者:河合 隼雄、谷川 俊太郎

ドラマのタイトルになりそうな題名。対談では無いです。
谷川さんから質問し、河合さんが解説、教えていく流れ。
読み易いです。


河合さんが習得した心理学が広く深く講義されるので、これをまず一番最初に読んでおきたかった。
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「ファイナルワード」
愛、やさしさ、実存。
河合さんは、上記の言葉をなるべく使わないようにしているそうだ。
説明した気になれる言葉やね。
なんか、これ言っちゃうと、オールマイティ、まさに最後の言葉というニュアンス。


ファイナルワードありますね。
医者が「ストレスですね」という説明。「その診断、意味無いじゃん」って感じなんですけど。


ビジネスでも、ファイナルワードじゃないが、
「モチベーション」、今は「パワハラ」「イノベーション」ね。
何だろう、どこかの評論家が、こういう用語を輸入してくるのかな?
もう、横文字いらんわ! 日本語にちゃんと訳せ! と声を大にして言いたい。


こんな時、タモリさんの名言を思い出す。
「難しい事を、難しいまま言うヤツ。 ・・・あれ、馬鹿だよね。」と。


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「元型」
グレートマザー、シャドーなどユング心理学で元型として説明されるが、無意識の中なので定義づけがあいまいなままである。
無意識の中だからこそ、と言い直しても良いかも。


なので、がちがちの理論派からは「いつも言ってる事が違う!」と批判されるそうだ。


谷川さんから、
「青は外国では性的なモノの色として認識される時がある。日本では青はすがすがしいとかだが、国によってイメージが異なるという事があるのでは?」と質問される。
河合さん「確かに、国によって違うことはありますが、個人個人によって異なります。」
と、国で分けるより、個人個人で異なるという認識が必要であると説く。


「元型辞典」なんて参考になるかもしれないけど、個人個人に即した考えをしないと合わないってことやね~。